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中国で大珍事! 優勝チームを“イイね”の数で決めた主催者に批判殺到「競技性を和らげる為」

8/6(日) 11:00配信

theWORLD(ザ・ワールド)

まさかの大会ルールに唖然

リオネル・メッシも仰天するだろう。長年にわたり培われてきたフットボールの概念や公平性を大きく揺るがしかねない珍事が、中国のとある幼稚園にて発生した。

中国『騰訊体育』は、湖南省で行われた幼稚園児によるサッカー大会において、「決勝戦をスコアで制した“省三幼一チーム”になぜか優勝タイトルが与えられず、同大会の主催者は決勝戦にすら勝ち残っていない別のチームを優勝チームに選んだ」と報じ、その理由が「ネット上で募った“イイね”の数が最も多かったから」だと衝撃の背景を伝えている。

曰く、同大会にて採用されたあまりにも斬新なルールは、試合の勝敗やゴール数、そしてウェブ上の“イイね”数などを総合的に加味して優勝チームを決めるというものであり、その無慈悲な新ルールの結果、タイトルを与えられたのが実際に決勝戦を制したチームとは異なるチームになったという。

当然ながら、正当な勝利を収めたはずの「省三幼一チーム」の保護者も黙っていない。

「なぜウチの息子のチームは優勝を認められなかったんだ。1年間も努力したにも関わらず、優勝が“イイね”の数で決められるなんて聞いたこともない」

「ネット上の投票など誰だってできるし、結果を操作することすらできてしまう」

憤慨する保護者たちだが、結果が覆ることはなかった。多くの物議を醸した奇怪な大会の主催者はその意図について「若年層サッカーにおける競技性を和らげ、上手い子も下手な子も参加しやすくする為」と釈明したが、この説明に納得した人間は果たしてどれだけ存在するだろうか。

近い将来、サッカー界にはリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドのような“実力派”ではなく、多くの「イイね」を味方につける新たなメディアスターが誕生するかもしれない。そして、『UEFA』や『FIFA』といったサッカー総括団体が、湖南省の主催者に一切の共鳴を感じないよう祈るばかりだ。

http://www.theworldmagazine.jp