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国連安保理制裁決議 狙いと課題は

8/6(日) 21:24配信

ホウドウキョク

国連の安全保障理事会は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した北朝鮮に対して、過去最大規模の制裁決議を採択した。
その狙いや、今後のハードルは。
これまで、制裁強化に慎重だった中国とロシアが賛成に回り、全会一致で採択に至ったが、それでも、まだ手放しでは喜べない。
決議では、これまで上限や例外を設けることで制限してきた、石炭や鉄鉱石の輸出を全面的に禁止。
制裁の「抜け穴」をつぶす狙いがある。
制裁が履行されれば、北朝鮮の年間の輸出収入の3分の1にあたる、1,100億円相当が削減されると見込まれている。
中国とロシアを巻き込めたことで、アメリカのトランプ大統領は「過去最大の経済制裁だ」と称賛したが、アメリカが当初目指した石油の禁輸や金正恩(キム・ジョンウン)委員長本人への制裁は盛り込まれなかった。
アメリカのヘイリー国連大使は「きょう、われわれが講じた措置は重要だ。しかし、問題が解決できたと思ってはいけない。北朝鮮の脅威は、まだ終わっていない」と述べた。
今回の決議が、実際に効果を発揮するかは、北朝鮮の最大の貿易相手国である、中国の着実な履行が鍵となる。

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最終更新:8/6(日) 21:24
ホウドウキョク