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丁寧な指導の証し、教え子の力作100点 12日に豊見城・伊良波小で展示

8/6(日) 8:05配信

沖縄タイムス

 【豊見城】伊良波小学校校長の平良正栄さん(59)が、約30年前から10年余の間で指導し、教材として活用してきた教え子の絵画や版画の約100点を展示する作品展「教え子の作品展」を企画している。伊良波小体育館で12日午前10時から午後3時まで開く作品展には、絵や版画を仕上げた当時の教え子を招き、本人に返却する予定だ。来年春に退職する平良さんは「作品はこれまで多くの子どもたちに見本として活用してきた。退職を機に、本人に返してあげたい」と話す。(南部報道部・知念豊)

 平良さんは1986年から97年まで、浦城小や高良小、西崎小、翔南小などで5、6年生の担任として指導してきた。特に情操教育を重視し、絵画や版画などを熱心に教えたという。

 中には県内外の図画コンクールで最優秀賞を受賞する児童もおり、後輩の児童の指導用として活用するため、これまでに100点以上の作品を預かってきた。

 来年3月末で定年退職を迎えることから作品を返却する。秀作が多いことから成長した本人やその家族にも見てもらおうと、当時の教え子の協力も得ながら作品展を企画した。

 作品展を手伝う教え子の一人、赤嶺明奈さん(31)=学校事務=は、翔南小6年生の時に描いたペンギンの絵を20年ぶりに見て「先生には絵の描き方を教えてもらったことを覚えている。きれいに保管してもらっていてうれしい」と話した。

 23年前に西崎小5年生で平良さんから指導を受けた石垣広菜さん(34)=小学校教諭=は、当時の同級生らの作品を眺めながら「描写が細かい作品が多くて、先生が丁寧に教えていたことがよく分かる」と感心した。

 平良さんは「教え子たちも今では親になっている人もいる。子どもを連れて見に来てほしい」と来場を呼び掛けた。問い合わせは伊良波小、電話098(850)9213。

最終更新:8/6(日) 8:05
沖縄タイムス

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