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ホンダとの契約をキャンセルしたザウバー「短期的目標は中団グループのトップ」

8/7(月) 18:57配信

TopNews

ザウバーの新チーム代表に就任したフレデリック・バスールが、今後は中団グループチームのトップを目指していきたいと語った。

■大きく体制が変わったザウバー

1993年にF1参戦を開始したスイス国籍のF1チームであるザウバーは今年で参戦25年目という節目を迎えている。この間2006年から2010年まではBMWがチームオーナーとなり、BMWザウバーとして参戦していた時期もあるが、BMW撤退後にはチーム創設者のペーター・ザウバーが再びチームを買い取って参戦を継続してきていた。

そのザウバーも近年は恒常的な資金不足に苦しみ、2016年にはスイスのロングボウ・フィナンス社にチームを売却。それに伴ってペーター・ザウバーもチーム運営から完全に離脱している。

2012年にチーム代表に就任していたモニシャ・カルテンボーンがその後もチームを率いていたが、新オーナーとの方針の相違により今年6月に突然解任されてしまい、7月中旬にその後任として新チーム代表に就任したのがバスールだった。

■表彰台が狙えるようにしたい

バスールは、母国フランスのモータースポーツ専門誌『Auto Hebdo(オト・エブド)』に対し、今後に向けたビジョンを次のように語った。

「短期的にメルセデスAMGやフェラーリを倒すようになりたいなどという野心は抱いていないよ」

「だが、できるだけ早くウィリアムズやフォース・インディアなどのプライベートチームには追いつく必要がある。表彰台争いに加わっていくことが必要だね」

「ザウバーに加わる前、私としてはチームにリソースや今後に向けた野心があるかどうかを確認する必要があった」

「短期的にそうしたことを達成するのは困難だろうが、そのための基盤はあると思っているよ」

■今のザウバーは安定しており今後に期待できる

バスールがザウバーの新代表となって最初に行った大仕事はホンダと締結していた2018年のパワーユニット供給契約を白紙に戻したことだった。そしてザウバーはその直後に来季以降もフェラーリからパワーユニット供給を受けることを決定している。

「ほかのチームとの比較においても、施設は素晴らしいし、風洞もいいものがある。そしてチームスピリットだって昨年エンストン(ルノー本部)で見てきたものに引けを取らないと思っているよ」

昨年ルノーのチーム代表を務めていたバスールはそう語ると、次のように付け加えた。

「今では財政的な基盤も安定しているし、今後に向けて希望が持てると思っている」

最近報じられていることによれば、ザウバーでは今後フェラーリとの関係をさらに強化し、2018年には現在ドライバーを務めているメルセデス所属のパスカル・ウェーレインに替えてフェラーリ所属のシャルル・ルクレール、もしくはアントニオ・ジョビナッツィをドライバーラインアップに加えるのではないかとも言われている。

最終更新:8/7(月) 18:57
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