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【楽天】藤平、進化の102球 本拠地デビューで最速4キロUP&初Kだ

8/7(月) 7:04配信

スポーツ報知

◆楽天1―3ロッテ(6日・コボパーク宮城)

 杜の都に鮮烈なインパクトを与えた。プロ2戦目で本拠地初登板を迎えた楽天・藤平は、6回4安打2失点の好投。初勝利は逃し、2敗目を喫したが「フォークをしっかり投げ込めたし、三振が取れて良かったです」と確かな手応えを口にした。

 プロ初登板で5回2失点だった6月16日の阪神戦(甲子園)の敗戦から約1か月半。成長の証しを見せた。最速は4キロ上回る148キロを記録。1つも取れなかった三振は3者連続を含む5個奪った。前回は84球で3つしか空振りを奪えなかったが、1軍戦を見据えて2軍ではあまり投げなかったフォークも決まり、この日は102球で11。「6回にはバッターがビックリするくらい反応していた」と驚くほどだった。

 進化の理由は、練習方法を見直したことにあった。「強い直球」を求めて下半身強化に重点を置いた。短距離ダッシュはストップウォッチを手にして、0・01秒単位までこだわって追い込んだ。練習後もブルペンで、誰もいなくなるまでシャドーピッチングを続けた。

 千葉出身の藤平は小6だった10年、ロッテジュニアに所属。同年12月には縦じまのユニホームに袖を通し、12球団ジュニアトーナメントで優勝した。かつてはロッテ入団を夢見て、今でも実家の自室には当時着用していた背番号「6」のユニホームが飾ってある。7年分の“恩返し”も見せた。

 3盗塁を許し、けん制などの新たな課題も出た。「投げること以外にもやらなければいけないことがたくさんある」。スポンジのような吸収力で進化を見せる18歳。登録抹消が決まったが、仙台のファンは末恐ろしい未来を期待したに違いない。(安藤 宏太)

最終更新:8/18(金) 3:05
スポーツ報知