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工場のIoT化普及に向け、オムロンやNECらがアライアンスを結成

8/7(月) 7:10配信

MONOist

 オムロンやNECらは2017年7月26日、安定した通信の協調制御技術の普及に向け、「フレキシブルファクトリパートナーアライアンス」を結成したと発表した。メンバーは、NEC、オムロン、国際電気通信基礎技術研究所、サンリツオートメイション、情報通信研究機構、富士通、村田機械の7社である。

 同アライアンスは、複数の無線システムが混在する環境下でも安定した通信が可能な協調制御技術の規格策定と標準化、普及の推進を目的とする。実際の活動の概要は以下の4つである。


1. 工場内の複数の無線システムの協調制御技術に関する規格の策定
2. 規格の標準化活動
3. 工場内の無線通信の利活用を促進するための普及啓発活動
4. その他アライアンスの目的を達成するために必要な活動

 製造現場では、厳しい国際競争や人手不足に対応するため、ICT活用による生産性向上が重要な課題となっている。生産性向上の取り組みの一環として、工場内の機器配置や製造ライン構築の変更が進められているが、それらに必要な技術として無線通信への期待が高まっている。一方で、複数の無線システムが共存する工場内では、無線システム間の干渉による通信の不安定化や設備への影響といった課題があった。

 こうした課題を解決するため、アライアンスのメンバーは、2015年6月から複数の工場で無線環境の評価と無線通信の実験を重ねてきた。さらに、実際の製造現場での利用を想定し、設備ごとに独立した無線システムを協調させて制御する協調制御技術を、学会などを通じて広く提案している。

最終更新:8/7(月) 7:10
MONOist