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加計問題は「朝日新聞のフェイク(ニュース)」 夏野剛氏が指摘したメディアの「マインド」

8/7(月) 19:05配信

J-CASTニュース

 加計問題は「朝日新聞のフェイクニュース」――。実業家で慶應義塾大学特別招聘教授の夏野剛氏(52)が、ニコニコ生放送の政治討論番組で、こんな持論を展開した。

【画像】夏野氏と議論を交わした津田大介氏

 夏野氏は2017年8月3日深夜にニコニコ生放送で中継された「安倍離れ?内閣改造について言いたい事を言う生放送」に出演。これは、夏野氏や津田大介氏ら4人の識者が、酒を飲みながら自由奔放に議論を交わす討論番組だ。

■「犯罪性ゼロなんですよ」

 番組冒頭、夏野氏は「そもそも、皆さんは加計の問題をどう見るか。これはね、僕はねつ造の問題だと思います」と切り出した。これに津田氏が「フェイクニュースだと?」と返すと、夏野氏は、

  「そう、フェイクニュースですよ。朝日新聞のフェイクです。検察が動いていないから。だって、立件できないからコレは」

と断言。続けて、「対価が動いてない。忖度みたいなことを言ってるけど、忖度って結局『なんかそうかもしれないなぁ...』と思って動いてるだけだから、犯罪性ゼロなんですよ」とコメントした。

 こうした夏野氏の主張に対し、津田氏は「僕も違法性はないと思う一方で、倫理とか説明とか色んなプロセスに問題があったじゃないですか」と指摘。その上で、

  「あえて反論するわけじゃないですけど、朝日新聞が作ったフェイクニュースだったら、読売、産経は否定するわけじゃないですか。部数はあっち(編注・読売を指すとみられる)の方が出ているんだから、ただ朝日が失墜して終わりじゃないんですか?」

と疑問を呈した。

 津田氏の疑問に対し、夏野氏は「違う、違う。僕もテレビに出てる人間としてね...」とポツリ。その上で、

  「番組のディレクターとかに『加計の問題なんて、全然関係ないじゃないですか』と聞くと、『いや、そうなんですけど。このビックウェーブに乗らなきゃ』って言う」

と明かした。

「まぁマスコミなんてこんなもん」「いい加減なこと言うな」

 実際、夏野氏は「とくダネ!」(フジテレビ系)や「真相報道 バンキシャ!」(日テレ系)などの情報番組にコメンテーターとして出演している。夏野氏の発言を受けて、津田氏は、

  「つまり『とくダネ!』のスタッフは、もう(加計問題は)そんなに問題じゃないと思っているけど、やるしかないと。『バンキシャ』もやるしかないと。なるほど、安倍(晋三首相)を降ろすしかないと」

とコメント。これに夏野氏は大きく頷き、「そんなマインドなの。これ、他の新聞社もみんな一緒だよ」と強い語調で訴えた。

 こうした発言の是非をめぐって、ツイッターやネット掲示板では賛否が大きく分かれている。夏野氏の主張に共感したユーザーからは、

  「まぁマスコミなんてこんなもん」
  「謝る必要がない首相が実利のため謝らざるを得ないワイドショー支配社会は病的です」
  「ワイドショーで国がコケたら堪らん」

といった意見が出る一方で、

  「疑惑に対して、『問題無い』って強弁するから、疑惑が晴れないんじゃ無いの?マスコミに問題があるかのような物言いは、看過できない」
  「どこがフェイクやねん いい加減なこと言うな」
  「資料は出さない、説明はしないじゃ、そりゃ信頼されるわけない」

といった否定的な見方も出ていた。

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最終更新:8/7(月) 19:05
J-CASTニュース