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Linux基本コマンドTips:【 xkill 】コマンド――Xアプリケーションを終了させる

8/7(月) 7:55配信

@IT

 本記事は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介してきます。今回は、Xアプリケーションを強制的に終了するときに使う「xkill」コマンドです。

赤丸で示したマウスポインタを用いて終了させたいXアプリケーションを選んでいるところ

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●目次
xkillコマンドの概要 | 書式 | オプション一覧

●実行例
・同じ画面で動作しているXクライアントを終了する
・別の端末でxkillコマンドを実行する
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●xkillコマンドとは?

 「xkill」は、X Window System上で実行しているソフトウェア(Xクライアント)が操作不能になった際に使用するコマンドです。

 別の端末に切り替えたり、仮想端末を使用したりするなどの方法でxkillコマンドを実行すると、マウスポインタが「×マーク」あるいは「ドクロマーク」に変わります。その状態で、Xクライアントの画面をクリックすると終了できます。

 コマンド名(プロセス名)が分かっている場合は、killallコマンドで終了することもできます。

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●xkillコマンドの書式
xkill [オプション]

※[ ]は省略可能な引数を示しています。
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●xkillの主なオプション

・短いオプション/意味
-all/トップレベルで動作しているXクライアントを全て終了する
-button 番号/終了させたいXクライアントを選ぶ際に使用するマウスボタン(デフォルトは1で左側のボタン)を指定する。「-button any」でどのボタンでも終了できるようになる
-display ディスプレイ/対象とするXサーバを指定する
-frame/ルート直属の子を終了させる
-id 対象/終了させたいXクライアントを指定する

●同じ画面で動作しているXクライアントを終了する

 端末アプリケーションが動作している場合は、その端末アプリケーションで「xkill」を実行します。xkillコマンドの実行を中止するには[Ctrl]+[C]キー押します。

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●コマンド実行例
xkill
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●別の端末でxkillコマンドを実行する

 Linuxでは、通常、複数の端末が使用できます。端末は[CTRL]+[ALT]+[ファンクションキー]で切り替えることができます。

 Xは1番目の端末(tty1)で実行されています。[CTRL]+[ALT]+[F2]で2番目の端末(tty2)に切り替え、xkillコマンドを実行します。このとき、「-display」オプションでディスプレイ番号を指定します。

 xkillコマンドを実行したら、[CTRL]+[ALT]+[F1]でXの画面に戻り、終了させたいXアプリケーションを選択します。

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●コマンド実行例
xkill -display :0
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●筆者紹介
○西村 めぐみ(にしむら めぐみ)
PC-9801NからのDOSユーザー。PC-486DX時代にDOS版UNIX-like toolsを経てLinuxへ。1992年より生産管理のパッケージソフトウェアの開発およびサポート業務を担当。著書に『図解でわかるLinux』『らぶらぶLinuxシリーズ』『はじめてでもわかるSQLとデータ設計』『シェルの基本テクニック』など。2011年より、地方自治体の在宅就業支援事業にてPC基礎およびMicrosoft Office関連の教材作成およびeラーニング指導を担当。

最終更新:8/7(月) 7:55
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