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虎ノ門の西久保八幡神社で神幸祭 戦後初の本社神輿 /東京

8/7(月) 11:45配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 神谷町駅近くの西久保八幡神社(港区虎ノ門5)で8月11日、「御本社神輿(みこし)神幸祭」が行われる。同祭に伴い、境内では9日~11日に盆踊りや模擬店の出店が行われる。(新橋経済新聞)

 約千年の歴史を誇る同神社は、関ヶ原の戦の際に徳川秀忠の継室・崇源院が戦勝と安全を祈願し、報賽(ほうさい)として社殿が造営された。現在の社殿は、火災や戦災で焼失を繰り返し、1963年に再建された。

 同祭も江戸時代から行われており、1838年刊行の「東都歳時記」に「毎年神輿産子の町を渡し、 西久保大通りへ御旅所を儲(もう)けて十三日より御旅出あり。今日放生会(ほうじょうえ)をなす。町々より隔年踊りねりものを出す事、丑(うし)卯(う)巳(み)未(ひつじ)酉(とり)亥(い)の年なり。神輿渡御の道筋並びに産子の町名は後輯(こうしゅう)に詳にすべし」という表記があるという。

 その後、戦災で神輿も焼失。一昨年、戦後70年を節目に復興し、今年は戦後初の本社神輿の神幸祭となる。

 当日は11時に同神社で発輿(はつよ)式が行われ、12時から台車に乗せて神輿が巡幸。14時30分からは各町会から集まった担ぎ手たちにより、虎ノ門33森ビルの裏側から同神社までを巡幸する。

 宮司の多田光武さんは「戦後初となる神幸祭を氏子崇敬者の皆さんの協力により執り行えることは感慨深い。氏子地域は現在再開発事業が多数行われており、今後ますます変貌していくことが予想される。氏子の皆さんの間近を御神霊が巡り氏子の安寧・発展はもとより、さまざまに行われている工事の安全も祈念する」と話す。

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