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<台風5号>レジャー施設やイベント、休園や中止で対応

8/7(月) 11:28配信

毎日新聞

 四国地方の南海上を通過し、午後に近畿地方に最接近するとみられる台風5号。1時間に約20キロしか進まない「のろのろ」台風に備え、夏の観光シーズン真っ盛りのレジャー施設やイベントの担当者らは、早めに閉園を決めるなど対応に追われた。交通機関にも影響し、空港の窓口などには問い合わせの列ができた。

【写真】台風5号が近づき、高波が押し寄せる桂浜

 高知市で9日に開幕する「第64回よさこい祭り」メイン会場の一つ、中央公園では、台風接近に伴い演舞用ステージの設置作業を一時中断した。担当者によると、作業再開は未定という。ステージの骨組みはほぼ完成したが、強風を避け広告看板の取り付けは見合わせた。

 奈良市中心部の奈良公園一帯をろうそくでライトアップする恒例の「なら燈花会(とうかえ)」(5~14日)は、7日夜の開催を中止することを決めた。世界文化遺産の姫路城(兵庫県姫路市)は、7日午後からの公開を取りやめた。大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」も、営業終了時間を5時間繰り上げて午後2時までとした。

 和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」は、7日を終日休園とした。担当者は「夏休みで観光客の多いシーズンだが、来場者の安全を最優先とする判断をした」と話した。

 大阪・梅田では、7日夜の営業を取りやめるビアガーデンもあった。

 欠航が相次いだ関西国際空港。利用客らが航空券の払い戻しや変更のため、各カウンターに列を作った。墓参りのために夫(75)と大阪に来ていた札幌市豊平区の無職女性(76)は予定より早い便に変更手続きをした。「まだ不安だが、札幌に帰れそうなので少し安心しました」とほっとした様子だった。【大久保昂、井川加菜美、岩間理紀】

最終更新:8/7(月) 13:05
毎日新聞