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「広島大仏」に平和祈る 奈良・安堵町の極楽寺で式典、50人参列

8/7(月) 7:55配信

産経新聞

 広島市の原爆ドーム近くの寺にあった「広島大仏」を安置する安堵町の極楽寺で6日、平和を祈る「広島大仏平和祈念式典」が開かれ、約50人が参列した。

 広島大仏は、原爆犠牲者を弔うため、昭和24年に「復興のシンボル」として、原爆ドーム近くの寺に安置されていたが、その後行方不明に。しかし、約20年前に極楽寺に安置されるようになったといい、平成23年6月の専門家による調査などから、広島大仏と判明した。

 広島大仏平和祈念式典は、同寺の田中全義住職らで企画され、今年で7回目となった。

 式典では、原爆の投下された時刻に合わせて黙祷(もくとう)。広島大仏の前で、犠牲者をしのんで僧侶が読経した。松井一実・広島市長から「恒久平和の実現に向け、共に力を尽くし、行動してくれることを期待します」とするメッセージも読み上げられ、参列者は焼香するなどして犠牲者の冥福を祈った。

 式典に参加した同町の小学6年、山本春陽(はる)君(12)は、5月に広島へ修学旅行に行ったといい、「これからもずっと平和が続けばいいなと思った」と話した。

最終更新:8/7(月) 7:55
産経新聞