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中日・岩瀬、鉄腕の頂「アウト一つの重み、身に染みてる」

8/7(月) 7:55配信

産経新聞

 1点リードの九回、中日・岩瀬がグラウンドに姿を見せると、巨人ファンからも万雷の拍手が巻き起こった。「きょうだけは(球場中が)応援してくれる感じがした」。背番号「13」は意気に感じてマウンドに立った。

 先頭の中井を空振り三振に仕留めた。その後、走者2人を背負うも、最後は一塁走者・重信が坂本の中飛で帰塁する際に二塁「ベース踏み忘れ」でゲームセット。直後は「あっけにとられている」と目を白黒させた左腕も、新記録達成に「自分がやっていることとは思えない」と素直に喜んだ。

 950試合登板という前人未到の大記録。とてつもない数字を積み重ねてきた42歳にとって、忘れられない試合がある。

 新人だった1999年。広島との開幕戦で中継ぎとしてプロデビューを果たした。しかし、連打を浴びて、1死も取れずに降板。「プロ野球の難しさを感じた。(そこから)アウト一つの重みを身に染みてやってこられている」

 新記録を達成した今、次の期待はどこまで記録を伸ばすかだ。目標を聞かれた岩瀬は「次は951(登板)をしっかり頑張ります」とあっさり。原点を忘れず、目の前の打者だけを見つめて腕を振り続ける。(浜田慎太郎)

最終更新:8/7(月) 8:15
産経新聞

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