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【巨人】G生え抜き最後の2000本安打、柴田勲氏「阿部は捕手だから価値がある」

8/8(火) 6:05配信

スポーツ報知

 巨人・阿部の通算2000安打がいよいよ秒読みに入った。巨人だけでの記録達成は川上、長嶋、王、柴田とそうそうたる顔ぶれだ。1980年に、巨人生え抜きでは最後となる大台到達を果たした柴田勲氏(73)が7日、阿部にエールを送った。

【写真】東京ドームでの2000安打達成を誓った阿部

 私は2000安打を達成するのに19年かかったけど、阿部君は17シーズンでやろうとしている。しかも、安打の大半が捕手という、守りの要で体力的にも大変なポジションでの達成だから、価値がある。もっと早くに一塁を守っていれば、もっと早くに達成していただろう。

 安打を打つ技術に加え、パンチ力もあり、遠くへ飛ばせるのが魅力だ。彼を新人時代から見ているが、正直な話、その天性の素質をもっと生かせたはずだ。

 彼は左にも打てる器用さがあるから、ホームランにはこだわりがなかったように見える。そして、少々のボールでも打てるので、打ちにいく。あの王さんはかたくなに引っ張った。シフトを破るために流し打ちをしていれば、4割は打っていただろう。阿部君もホームランを打てる球をじっくりと待っていたら、本数(7日現在で通算386本)が増えただけでなく、打率ももっと上がっていたと思う。

 今の巨人に阿部君の代わりはいない。まだ体力もあるし、技術も衰えていない。相手にしたら、いるだけで怖い存在だ。2000本を打ってすぐに外れる選手ではない。444ホーマーの長嶋さんの記録を抜く気概を持ってまだまだやってもらいたい。(野球評論家)

 ◆柴田 勲(しばた・いさお)1944年2月8日、横浜市生まれ。73歳。法政二高時代、エース兼主力打者として60年夏、61年春の甲子園で連続優勝し、62年に巨人入り。投手として開幕2戦目先発という異例のデビューも、6試合で0勝2敗。翌年から外野手に転向。日本で初の本格的スイッチヒッターとして活躍。俊足の1番打者として盗塁王を6度獲得。巨人のV9に貢献。通算成績は2208試合に出場。2018安打、708打点、194本塁打。打率2割6分7厘。通算盗塁数579個は現在もセ・リーグ記録。

最終更新:8/8(火) 8:43
スポーツ報知

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