ここから本文です

山梨県の望月清賢山梨市長を逮捕へ市長を任意同行 職員採用めぐる不正疑惑 警視庁

8/7(月) 11:52配信

産経新聞

 山梨県山梨市の望月清賢(せいき)市長(70)が市の職員採用をめぐる不正に関与した疑惑で、警視庁捜査2課が、望月市長を虚偽有印公文書作成の疑いで逮捕する方針を固めたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。捜査2課は同日、望月市長を任意同行した上で事情を聴いており、容疑が固まり次第、逮捕するとみられる。

 関係者によると、山梨市役所の新規採用試験をめぐり、虚偽の書類を作成するなどし、不正採用を行った疑いがあるという。捜査2課は、市役所関係者から採用の経緯について事情を聴くなどしている。

 市政関係者によると、山梨市の採用試験は筆記試験などの1次試験の後、面接、作文の2次試験が行われる。望月市長は、前市長時代に廃止されていた試験への立ち会いを復活させており、採用に関する不正な書類作成に関与した可能性があるとの指摘がある。

 望月市長をめぐっては、経営する石材会社「差出(さしで)石材」(同市)の経営に行き詰まり、知人などから現金約3億7千万円をだまし取ったとして、元妻の治美被告(61)が今年6月、詐欺容疑で逮捕、起訴されていた。捜査2課は、差出石材や望月市長の自宅を捜索し押収資料の分析を進めていた。

 差出石材は望月市長の父親が創業し、望月市長が社長を務めていたこともある。元妻の逮捕を受けて会見した望月市長は「管理が不行き届きになったことは大変申し訳ない」と話し、関与については「一切知りません」と完全否定していた。

 望月市長は昭和58年、山梨市議に当選。平成14年から県議となり、26年から市長を務めている。

最終更新:8/7(月) 11:52
産経新聞