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【レパードS】プリンスダム大金星!木幡“巧み”に重賞初V

8/7(月) 10:04配信

サンケイスポーツ

 第9回レパードステークス(6日、新潟11R、GIII、3歳オープン国際(指)、馬齢、ダ1800メートル、1着本賞金4000万円 =出走15頭)

 11番人気のローズプリンスダムが直線で外から伸びて快勝。デビュー2年目の木幡巧也騎手(21)=美・牧=は重賞12度目の挑戦で初勝利となった。タイム1分52秒9(良)。UAEダービー2着で断トツ人気のエピカリスは伸び切れず3着に敗れた。

 大本命馬と名手が内で苦しむところを外から力強く駆け抜けた。デビュー2年目の木幡巧騎手が、11番人気のローズプリンスダムであっと驚く重賞初V。12度目の騎乗でつかんだ初タイトルに、21歳の若武者は興奮さめやらぬ表情で振り返った。

 「すごくうれしいです。行ければ番手ということも考えていましたが、前に行く馬が多かったので。内の3番手でエピカリスの横のいい位置が取れました」

 道中は内ラチ沿いの好位。直線は、ゴチャついた内からスペースを求めて進路を外に切り替えた。右ムチでパートーナーの闘争心を引き出し、残り200メートル過ぎからは前をかわす一方。2着に1馬身1/4差をつける完勝だった。

 「馬に助けられましたね。すごく乗りやすくて、ムチに応えてくれました。直線の感触が、忘れられません」と感無量の表情だ。

 畠山調教師も「ゲートがあいてからうまく判断してくれましたね。冷静でしたし、外に出すタイミングもばっちりでした」と鞍上をたたえた。

 2年目の鞍上は、昨年45勝で“新人騎手賞”を受賞したが、今年は13勝。インフルエンザや4度の騎乗停止などリズムが悪かった。「これで波に乗っていけるように頑張っていきたいです」と力強く巻き返しを誓った。

 父・初広、兄・初也、弟・育也も現役騎手の競馬一家。通算782勝、重賞8勝で現役最年長の父・初広騎手(52)は、「結果を出せたのはよかった。2年目で重賞勝ちができたのは早いくらい。関係者の方々への感謝を忘れないでほしい」とエールを送った。

 GI10勝のホッコータルマエやGI4勝のトランセンドなどが勝ち馬に名を連ねる出世レースを制した木幡巧騎手とローズプリンスダム。次走は決まっていないが、今後が楽しみだ。(花田隆)

■ローズプリンスダム

 父ロージズインメイ、母クリスチャンパール、母の父シンボリクリスエス。青鹿毛の牡3歳。美浦・畠山吉宏厩舎所属。北海道登別市・ユートピア牧場の生産馬。馬主は岡田牧雄氏。戦績9戦4勝(うち地方1戦0勝)。獲得賞金7698万4000円(すべて中央)。重賞初勝利。レパードSは畠山吉宏調教師、木幡巧也騎手ともに初勝利。馬名は「薔薇(ばら)の王子の地位」。

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