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【最新!年収比較】鉄道25社の平均年収は627万円。年収の高い企業、低い企業は?

8/7(月) 17:40配信

投信1

日本のインフラの中心的な存在であり、私たちの生活に欠かせない鉄道。沿線地域では本業だけでなく百貨店などの商業や不動産業、観光業など多角的な事業展開をするなど、大きな影響力を持っている企業も少なくありません。今回は、鉄道会社の直近の決算資料などをもとに、企業ごとの年収を比較しました。

平均年齢41.0歳で平均年収は627万円

今回ピックアップしたのは、日本の鉄道会社25社。持ち株会社の傘下にあり決算資料が非公開の企業については、対象外としています。

25社の単純平均による平均年齢は41.0歳で、平均年収は627万円となっています。また、各社の従業員数で加重平均した平均年齢は40.2歳で、平均年収は683万円です。加重平均での平均年収が高めに出ているのは、従業員数が多く平均年収が高いJR東日本などの寄与によるものです。

一番高いのは東急の751万円、一方で500万円前後も

下図は、投信1編集部データ分析室が決算資料をもとに作成した各企業の平均年齢と平均年収の分布です。

 東京急行鉄道

まず、平均年間給与が一番高かったのは東京急行鉄道(以下、東急)です。東急の平均年齢は40.3歳で平均年収は751万円となっています。同社は、東京都南西部から神奈川県東部にかけて展開しており、高級住宅街も多く東急沿線に憧れる人も少なくありません。

また、鉄道事業以外の収益の割合が高く、不動産やホテル事業など手広く展開しています。総営業キロ数は決して長い方ではありませんが、売上高は首都圏の私鉄の中では最も高い方であり、業界内では高収益であると言えるでしょう。

 東武鉄道

続いて東武鉄道ですが、平均年齢は46.2歳で平均年収は696万円と、業界平均に比べると平均年齢が5.2歳高く、平均年収は69万円高くなっています。

同社は、東京都・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県に路線を展開しており、関東の私鉄では総営業キロ数は最長です。沿線に浅草やスカイツリー、日光、鬼怒川などがあり、新型の特急車両やSLを導入するなど、通勤だけでなく観光にも力を入れています。

 首都圏新都市鉄道

また、首都圏新都市鉄道は、平均年齢35.0歳で平均年収は567万円と、業界平均に比べると平均年齢は6歳低いですが平均年収も60万円低くなっています。同社は会社名だけではピンとこないと思いますが、つくばエクスプレスを運営している会社と聞くとわかる方も多いでしょう。

つくばエクスプレスは、秋葉原駅からつくば駅までの58.3キロを結ぶ鉄道で、同社は公的資本が約9割を占める第三セクターです。社員の平均年齢も若いですが、会社自体も2005年に開業した鉄道会社としては新しい会社です。

まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。鉄道業界は歴史の古いところも多く、大都市圏では継続的な需要が見込めるため、堅実で安定したイメージがありますが、平均年齢や平均年間給与には各社でかなり差があることがわかりました。

事業形態や沿線地域の状況など各社の個性もさまざまであり、今後どのような事業展開がされていくのか、楽しみな業界です。

投信1編集部

最終更新:9/13(水) 0:25
投信1