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「本当にやるせない、イライラが募ります」 自民党は次の総選挙で小池新党に勝てるのか?

8/7(月) 16:49配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

3日に行われた内閣改造。毎日新聞が3、4日に実施した世論調査では、今回の改造内閣を「支持する」と答えた人が35%と、前回の調査から9ポイント回復し、「支持しない」は9ポイント減の47%となった。また、同時期の共同通信による世論調査では、「支持する」が前回調査から8.6ポイント上昇し44.4%、「支持しない」が43.2%となった。

 5日放送のAbemaTV『みのもんだのよるバズ!』に出演した政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、「今回は起用に疑問符がつく人はほとんどいない。国会開会までに、それぞれ専門分野で足りないところも勉強すると思うので、答弁漏れの人もほとんどいないだろう。玄人好みの良い内閣だと思う。ただ、国民から見れば“こんな議員知らなかった。初めて見る顔だな“という人もいるのもよくわかる」と話し、「今の支持率は期待値。ここからもっと上げないといけない」と指摘した。

 自民党の松本文明・衆議院議員は「すばらしいですよ。自民党は人材が豊富だなとあらためて思う。支持率が上がるのはありがたいなと思う。ただ、期待に応えるのが今は一番重要。期待を裏切ったときはこの数倍のスピードで来ますから」と気を引き締めた。

 都議選に惨敗し、内閣支持率も未だ危険水域を脱しきれない中、安倍総理が秋にも解散総選挙に打って出るのではないかという観測もある。自民党の二階幹事長も総選挙の可能性に言及している。

 これについて角谷氏は、「衆議院の任期が2年過ぎたら、大抵の幹部は緊張感を与えるため“総選挙がある“と言い出す。1回生、2回生には“民進党が弱いから余裕じゃないか“と思っちゃう人もいるから。それから、この夏の間に地元の盆踊りをちゃんと回れよということ」と解説。自民党の佐藤正久・参議院議員も、二階幹事長が「俺が選挙が無いって言ったら、みんな弛んじゃう。幹事長は“いつあるかわからないぞ“って言っとくのが大事なんだ」と話していたと明かした。

 10月22日には青森と愛媛で衆議院のダブル補選が予定されており、都議選、仙台市長選に続いて自民党が敗れれば、“総理交代論“も現実味を帯びてくる。今回の内閣改造で支持率を挽回できれば、解散カードも選択肢に入ってくるのだろうか。小池新党が国政進出する前であれば勝てると主張する人もいるようだ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「内閣支持率は下がっているけど、自民党の支持率は下がっていない。当面、憲法改正は無理だということになれば、(改憲勢力)3分の2にこだわる必要はない小池さんの準備ができていない段階で解散総選挙という先手を打つ、ある種の奇襲作戦を取れば、議席は多少減ったとしても、大負けはしないだろう」と話す。

 角谷氏は「小池新党ができる前が一番うまくいくとおっしゃる人もいるが、それはちょっと違う。去年、福岡に小池さんが応援に入った時には、小泉フィーバーを上回る熱気だった。小池人気は東京だけじゃない。新党ができなくても、小池さんが『この人たちは私と一緒に改革をやる』と言おうものなら、全然空気が変わる。10月の補選は、いずれにしろ自民党が不利なので、ここを総選挙に変えた方がいいのではという、“やけっぱち論“みたいなものがあるのも事実」と指摘した。その一方、「実は小池新党が自民党の敵なのか味方なのか、全く分かっていない。結果的にはもしかしたら自民党と連立を組む側になるかもしれない」とも述べた。

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最終更新:8/7(月) 16:49
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