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新東工業、介護ロボ参入 豊橋技科大と “夜間巡回” 開発

8/7(月) 16:36配信

日刊工業新聞電子版

■熱源検知、夜間巡回に機能絞る

 新東工業は2018年度をめどに介護ロボット事業に乗り出す。豊橋技術科学大学と共同で、介護施設で夜間巡回に利用できる自走ロボットを開発し、介護施設の人手不足解消に役立てる。価格は100万―200万円の水準を目指す。同社は鋳造装置や表面処理装置が主力。培ってきたモノづくりの技術を、ニーズが高まる介護分野に生かし、将来の事業の柱に育てていく。

 豊橋技科大とはこれまで、共同研究成果を生かした自走ロボットの試作機を3台製作した。暗い場所でも走行し、熱源を検知できるため、夜間に徘徊中に倒れた高齢者を発見し職員に通知できる。

 これまでの試作機3台はリハビリ支援などの機能も備えるが、夜間巡回に機能を絞ってコストを抑えた新型試作機を完成した。

 今後は、完成した新型試作機をベースに、ロボット開発で連携する介護施設で聞き取り調査を実施し、職員が扱いやすい市販品の開発を進める。デザインは介護施設の入所者が親しみを感じやすいものにする。