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「空気が読めない?」それとも「ピュア?」~高畑充希『過保護のカホコ』に学ぶ「KY力」~

8/7(月) 16:09配信

トレンドニュース(GYAO)

毎週水曜夜10時より日本テレビ系列にて放送の『過保護のカホコ』。
カホコが「かわいい」と評判の本ドラマは視聴率も好調で、初回11.6%、第2話10.8%、第3話12.0%と続き、8月2日の第4話も11.1%と高水準の数値を記録している。

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本作は、愛情だけを一心に注がれ、異常なまでに過保護な環境で育った“奇跡の純粋培養人間” 根本加穂子(高畑充希)が、性格が全く反対な青年・麦野初(竹内涼真)との出逢(あ)いを通じて成長していく物語。最新話では、生まれてはじめて母親・泉(黒木瞳)に反抗してしまったことによる母娘の冷戦状態っぷりや、勢いで告白した後逃げてしまった初(竹内涼真)に対する告白の返事、またその後の関係が描かれた。

■カホコの「ピュア」さは長所?短所?

一般的に、就職活動などで面接に臨む際には、自己分析を行い自分の長所と短所をエントリーシートに記入する必要がある。このとき、短所は見つかるが長所がなかなか見つからない(ポジティブな方はその逆かもしれないが)という経験をした方は多いのではないだろうか。
そんなときは、「リフレーミング」と呼ばれる手法が有効だ。
これは、端的にいうと短所を長所に言い換えることで、例えば自分の短所が「神経質」の場合は「細かいところにも気づくことができる」、あるいは「引っ込み思案」の場合は「深く考えてから行動できる」など、視点や言い方を変えて長所にしてしまうという手法だ。
このように、短所と長所は表裏一体であり、ある一つの特徴を良い点と捉えるか悪い点と捉えるかは、程度の問題はあるものの、捉える側の主観によるところも大きい。

本ドラマにおけるカホコは、愛情を一心に注がれ、過保護に育てられてきた環境から、「空気が読めない」言動が目立つ。
データニュース社「テレビウォッチャー」調査に寄せられた感想を見ても、

「カホコの素直ながらも鈍感なところにイライラします」
「あんな人と絶対友達になれない。イライラする」

とマイナスに評価する視聴者が一定数存在する。ただその一方で、

「カホコの純粋さがカワイイ!」
「カホコちゃんが純粋で可愛くて癒される」

とプラスに評価する声も多い。「空気が読めない」ことは「純粋」、「ピュア」という感覚に「リフレーミング」できてしまうのである。

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