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春夏連覇目指す大阪桐蔭も苦戦? 好カード連発で見所満載の甲子園展望

8/7(月) 7:00配信

VICTORY

台風5号の影響のため、8日に開幕となった第99回全国高校野球選手権。4日に行われた抽選会で組み合わせが決まった。史上初、2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭は、3季連続4強の秀岳館など注目の実力校も一筋縄では勝ち上がれない混戦模様。一回戦から目が離せない大会になりそうだ。

優勝候補筆頭・大阪桐蔭に挑む強豪校

トーナメント表を見て「強豪校が偏った」と、第一印象を抱いた人も多いのではないだろうか。過去の大会を見ても、強豪校、実力校がこれほど偏るのも珍しい。

優勝候補の最右翼に挙がるのが、史上初となる2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)。激戦区・大阪大会では苦しんだが、投打に隙のない総合力と圧倒的な選手層で勝ち上がってきた。投手陣は140キロを投げるのが当たり前。どんな展開にも対応でき、最終的には勝っているのが、最大の強さといえるだろう。
とにかく夏に強い大阪桐蔭は、2008年(優勝)、2012年(優勝)、2013年(3回戦)、2014年(優勝)と抜群の安定感を誇る。

直近4度の出場で実に3度の日本一を果たしている大阪桐蔭だが、今大会を勝ち抜くのはそう簡単ではない。
このブロックには興南(沖縄)、智辯和歌山(和歌山)、仙台育英(宮城)ら、実力校が入った。とくに不気味な存在が、2010年に春夏連覇を遂げている興南だ。沖縄大会6試合で5失点2失策と、鉄壁の守備を誇り、守りからリズムを作る。注目は1年生左腕の宮城大弥で、沖縄大会では22回3分の1を投げ、34奪三振、1失点と圧巻のピッチングを見せ、優勝に大きく貢献した。最速142キロを誇るストレート、空振りを取れる変化球の質が高い。中学時代にはU-15侍ジャパンに選ばれた逸材である。

大阪桐蔭の甲子園での敗戦は、2016年春2回戦(1対4木更津総合)、2015年春準決勝(0対11敦賀気比)、2013年夏3回戦(1対5明徳義塾)など、打てなくて負けた試合が印象深い。大阪桐蔭に勝つには、強打線を抑える投手力を持っていることが絶対条件となる。

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最終更新:8/7(月) 7:00
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