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ホークス武田、アイタタ黒星 レオキラー4回2/3で5失点

8/7(月) 6:01配信

西日本スポーツ

 「レオキラー」で負けた…。武田翔太投手(24)が5回途中5失点で今季2敗目を喫した。西武戦で過去通算12勝1敗と実に相性が良かった右腕は、5回に山川に3ランを浴びるなどして崩れ、右ふくらはぎをつって降板した。真夏の正念場とみられた9連戦は6勝3敗。2位楽天も敗れてホークスの首位は変わらなかったが、同一カード3連戦の負け越しは後半戦初。踏ん張りどころだ。

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 ■「自分自身情けない」

 高湿度のメットライフドームが、武田の“足かせ”になった。5回、山川に3ランを浴びて4点ビハインドにされ、続く渡辺を迎えた場面。1ボールからファウルを打たれた直後だった。トレーナーとともにマウンドへ駆け寄った佐藤投手コーチは小さく「×」をつくった。右腕は右ふくらはぎをつっていた。

 「訳分からん」。試合後、武田は自分へのいらだちを隠せない。4回2/3を今季ワースト5失点。7月22日のロッテ戦に続いて右ふくらはぎがつった。前回まで通算12勝1敗のレオキラーらしからぬ内容での今季2敗目。過去6戦全勝のメットライフドームでプロ初黒星だ。「先発としての役割を果たせなかったことはチームのみんなに申し訳ないし、自分自身、情けない」と歯がみした。

 立ち上がりからカーブの制球が思うようにできなかったものの、何とか踏ん張って4回まで1失点でしのいだ。潮目は5回。松田のエラーを皮切りに1死一、三塁とされると、浅村の投ゴロをはじいた後で二塁に送球。だが併殺を取れず、1点を勝ち越された。なおも2死一、二塁で山川に被弾した。さらに緊急降板。5日まで13連勝と波に乗る炎獅子打線は、たやすくは抑えられなかった。

 武田の今季の1試合最長イニングは6回にとどまる。右肩炎症で長期離脱した右腕が失地を回復できず、チームは後半戦初、6カードぶりのカード負け越しを喫した。工藤監督は「どうして(脚を)つるか、答えを見つけるのはなかなか難しい。ちょっと考えなくちゃいけない」と、登板間の調整や今後の起用法に思考を巡らせた。

 今季最長の9連戦の最終戦だった。この間先発の完投はゼロ。延長戦が2試合もあり、救援陣への負担が大きかった。それでも指揮官は6勝3敗と勝ち越したことを評価。「9連戦の中で6勝3敗という数字は、立派な数字だと僕は思う。選手はよくやってくれたと思います」とナインの奮闘をたたえた。

 100試合目を消化したリーグ戦は、三つどもえの様相を呈してきた。8日からは3カード連続ビジターの最終カードをロッテと戦う。「また切り替えて、火曜日から」。工藤監督は前を向いた。

西日本スポーツ

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