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ハンガロリンク、2018年末より予算約150億円の再建計画が始動

8/7(月) 15:11配信

motorsport.com 日本版

 老朽化したハンガロリンクを再建する計画が長らく存在していたが、ようやく必要とされる資金を確保することができたため、計画を実行に移す目処が立ったようだ。

写真:ハンガロリンクの表彰台前にペイントされた”デッキチェアで寛ぐアロンソ”

 ハンガリー政府は、ハンガロリンク再建計画に対し、350億フォリント(ハンガリー通貨/約150億円)を3分割で拠出することを承認した。

 外交貿易大臣であるペーター・シーヤールトーは先月行われたハンガリーGPを視察し、この契約に合意した。すでにハンガロリンクとF1は、2026年までレース開催する契約を締結している。

 ハンガリーGPが初開催された1986年以来、会場が改装されたことはなく、数年前から再建する必要があった。

 まず手がけるのは、メイングランドスタンドとパブリックエリアになるという。それには最終コーナーからピットに沿って直線的に伸びるトラックを設計するという計画があるようだ。

 その作業は2018年後半からスタートし、翌年のグランプリまでに終了させる予定である。レースコントロールやピットレーンの再建は2020年以降に行われるようだ。さらにビジターセンターや博物館を建設する計画もある。

 ハンガロリンクの代表兼CEOであるジョルト・ジュライは次のように語った。

「今や我々は計画を持っている」

「政府がそう決定したのだ。大臣はそれを100%保証すると仰っている。本来であれば1月にスタートさせたかったが、遅れてしまった。仕方のない話だがね」

「8月末に建築設計を開始することになる。私の計画では2018年末から2019年にかけて、再建作業を行うつもりだ」

「最初のステップで、外装とスタンドを手がけるつもりだ。サーキット内部は2020年より改装を行う。全てが新たに生まれ変わることになるだろう。現在のスタジアム風により多くのシートを確保できるようにするのだ」

 ジュライは、すでにF1のCEOであるチェイス・キャリーとリバティ・メディアとの良好な関係が結べていることを明かした。

「”ミスター・キャリー”は、間違いなくジェントルマンだ」

「我々は長期契約を締結しており、彼らと仕事することに対し抵抗はない。もちろん、バーニー(・エクレストン/前F1のCEO)に対しても感謝しているが、今は彼らと仕事していた方が気楽だ」