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佐賀県アマ囲碁最強者三段大会 9歳の樋口君が優勝

8/7(月) 13:47配信

佐賀新聞

 第40期佐賀県アマ囲碁最強者戦(佐賀新聞社主催)の三段大会が6日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部で開かれた。決勝では樋口駿君(9)=嬉野市=が、長澤宣之さん(63)=佐賀市=を中押しで破り、頂点に輝いた。樋口君は「実力を出しきった。優勝できてうれしい」と笑顔を見せた。

 大会には9歳から87歳まで幅広い年代の愛好家39人が盤上で棋力を競った。

 決勝は握って樋口君の先番。右下、白の1間高ガカリから碁が動き出し、黒の実利対白の厚みという展開。中盤にさしかかるころ、厚みをバックに白が右辺に打ち込み、競り合いが始まった。

 樋口君のやや強引と思える攻めに対し、長澤さんの着手が重く、サバキに失敗。黒の断点を狙って打開を図ったが、樋口君が冷静に対応。129手で長澤さんの投了となった。樋口君を含む上位4人は、四段大会のパラマス戦に出場する。

 パラマス戦では二段大会準優勝の奥村和弘さん(佐賀市)ら4人が四段大会のパラマス戦へ進んだ。

 四段大会とパラマス戦は10月1日に開催する。

■強くなりたい

 三段大会を制したのは、弱冠9歳の樋口駿君だった。昨年は初段大会4位。数々の大会などで経験を積み、飛躍的な成長を見せた。持ち前の勝負強さを発揮した樋口君は「強い人と対局すると勉強になるので楽しい。まだまだ強くなりたい」と意欲を見せた。

 3年ほど前、塩田町の囲碁教室のチラシを見たことがきっかけで囲碁を始めた。負けた相手の名前を覚えて帰るなど負けず嫌いな性格に加え、ネット碁や詰め碁で棋力を鍛えた。

 県内や近県の大会に意欲的に出場し、福岡県で月1回開かれるプロ棋士による研究会にも通い、指導碁を受けるなど実力を磨く。1日に行われた第38回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会全国大会では県代表として出場した。全国の強豪を相手に2勝1敗と善戦した。

 樋口君は「パラマス戦でも勝ち抜きたい」と抱負を語った。

最終更新:8/7(月) 13:52
佐賀新聞