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VivaC 86 MC、電気系統のトラブルでリタイアも、”次の2レースが勝負”/スーパーGT第5戦富士

8/7(月) 17:27配信

motorsport.com 日本版

 スーパーGT第5戦富士、GT300クラスポイントリーダーの#25 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太)は予選12番手から決勝に臨んだが、決勝では電気系統のトラブルが発生しリタイアとなった。

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 スタートを担当した山下は、82kgのウェイトを積んだマシンで粘り強く走行。上位がピットインする前の段階で、ポイント圏内を伺う11番手につけていた。

 38周目までピットストップを引っ張った上、タイヤ無交換で松井にステアリングを預けた#25 VivaC 86 MCは、GT300クラスの全車がピットインを終えた44周目の段階で9番手となった。

 しかし、その直後から様子が一変し、2つ、3つとポジションを下げてしまった。そして、ライトを点滅させながらフラフラとピットロードに入った#25 VivaC 86 MCは、最も1コーナー寄りにあるチームのピットまで辿り着けずにストップしてしまった。

 レース後、土屋武士監督にトラブルについて聞くと、電気系統のショートが原因だったと語った。

「電気系統のちょっとしたショートが原因です」

「(トラブルの兆候はなく)いきなりです。いろいろと原因はあるんですけど、簡単に言えば、すごいタイミングでこんなことが起きたなっていう、不運な部分もあります」

「でも、そこはそこで次に向けて対策をしておきます」

 山下がドライブしていたレース前半に関しては、高評価だった土屋監督。しかし、もし松井がノートラブルで最後までドライブできていたとしても、ポイントが獲れていたとは考えていないようだ。

「(レース前半は)だいぶ粘れて、良い展開だったと思います。入賞できたらすごかったですけど、多分できなかったですね」

「ここ(富士スピードウェイ)は、SUGOやオートポリスと違って、箸にも棒にもかからないサーキット。マシンが軽ければ少しは上に行けるんですけど、それは来る前から分かっていたことですから」

 富士スピードウェイは、FIA-GT3マシンのパワーが存分に発揮できるフィールドだったが、次戦は鈴鹿1000km。マザーシャシーの軽いフットワークを活かせるサーキットだ。さらにその次には、昨年タイヤ無交換で#25 VivaC 86 MCがポール・トゥ・ウィンを飾ったタイ・ブリーラムが続く。

 土屋監督はチャンピオンを目指す上で、鈴鹿とタイは落とすことのできないレースになると意気込んだ。

「やれることを精一杯やります。チャンピオンを獲るためには表彰台がマストだと思います。やっぱりどこに行っても4号車が速いじゃないですか。それに対しては、強いと言われるサーキットで確実に表彰台に上がっていかないと、全くチャンピオンには届かないと思うので、そういう意味では鈴鹿とタイでなんとかしないといけないです」

「もてぎも厳しいので、それまでにちょっと離してランキングトップにならないとチャンピオンはない。この2レースですね」

松本和己