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朝鮮貿易銀行など“外貨稼ぎ”4カ所が国連ブラックリストに

8/7(月) 16:33配信

ハンギョレ新聞

北朝鮮の核・ミサイル開発「資金源」を名指し 銀行・会社代表など個人9人を含む

 国連安全保障理事会(安保理)が5日(現地時間)採択した対北朝鮮制裁決議2371号には、4団体と9人の個人が制裁対象に含まれた。北朝鮮の核・ミサイル開発を支援するために外貨調達活動をしてきた団体と個人だ。ただし金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は制裁名簿から除外された。

 今回の安保理決議により「ブラックリスト」に追加で搭載された北朝鮮の団体は、朝鮮貿易銀行と万寿台海外開発会社グループ、朝鮮民族保険総会社、高麗信用開発銀行の4カ所だ。北朝鮮の対外金融業務を総括する朝鮮貿易銀行は、北朝鮮の核兵器プログラム財源調達の疑惑で2013年3月に米国政府の制裁対象に指定され、同年5月には中国銀行も該当銀行の口座を閉鎖しすべての金融取引を中断したことがある。万寿台海外開発会社グループは、大量殺傷兵器(WMD)開発機関として北朝鮮の芸術創作機関である万寿台創作社の海外事業部門を務め、アフリカなどに銅像を輸出し外貨稼ぎに尽力した。朝鮮民族保険総会社は、1996年以後20年余り英国で不動産・外国為替に投資して、保険会社を相手に詐欺を働く方式で年間数百億ウォンを稼ぎ北朝鮮に送ったと知られる金融機関で、昨年4月に欧州連合、12月には米国の独自制裁対象に上がった。高麗信用開発銀行は、北朝鮮の5回目の核実験(2016年9月)により昨年12月に韓国、米国の独自金融制裁対象に上がった大成信用開発銀行の別名と知られている。

 国連安保理のブラックリストに上がった個人9人は、今年4月米財務部の制裁対象人物に上がったチェ・チョニョン一心国際銀行代表、ハン・ジャンス朝鮮貿易銀行代表、カン・チョルス、パク・イルギュ朝鮮ヨンボン総貿易会社管理、チョ・チョルソン高麗クァンソン銀行副代表、キム・ムンチョル朝鮮連合開発銀行代表などだ。また、北朝鮮の軍需品調達団体として知られる檀君貿易会社のチャン・ソンナム海外業務総括、チャン・ソンチョル朝鮮鉱業開発会社(KOMID)海外代表、キム・ナムン一心国際銀行代表が含まれた。国連安保理制裁対象に上がれば、資産が凍結され外国旅行が禁止される。

ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8/7(月) 16:33
ハンギョレ新聞