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米スプリント、Tモバイルとの暫定的な合併交渉を再開-関係者

8/7(月) 12:19配信

Bloomberg

米携帯電話事業者4位のスプリントは同業のTモバイルUSとの合併の可能性について、暫定的な協議を再開した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。スプリントの親会社ソフトバンクグループの孫正義社長は、米無線通信市場の競争が激化する中でスプリントの規模を拡大する方法を模索している。

同関係者によれば、スプリントがケーブルテレビ(CATV)運営会社のコムキャストとチャーター・コミュニケーションズと独占交渉する期間が7月末に終了した後、スプリントとTモバイルは協議を再開した。情報の非公開を理由に匿名で語った。

両社の交渉は、孫社長が業界再編に向けてあらゆる選択肢を追求していることを示す。事情に詳しい関係者がこれまでに語ったところによれば、ソフトバンクは、チャーター・コミュニケーションズに正式な買収提案を行うことを検討している。

7日の東京市場でソフトバンクの株価は前週末比2.4%高の9023円で終了。Tモバイルの親会社、ドイツテレコムはフランクフルト時間午前9時32分(日本時間午後4時32分)現在で0.7%高。

スプリントは2013年のソフトバンクによる買収後に多額の赤字を計上。スプリントの多額の社債償還を控え、孫氏はパートナー確保の必要性に迫られている。スプリントは、Tモバイルとの合併が実現すれば、規模で勝るAT&Tとベライゾン・コミュニケーションズと競争しやすくなると公に主張してきた。

スプリントとTモバイルの担当者はいずれもコメントを控えている。

ソフトバンクの孫社長は7日の決算発表後の記者会見で、スプリントについてさまざまな選択肢を検討しており、その将来についての決定に近づいていると述べた。

原題:Sprint Is Said to Resume Early Talks on Merger With T-Mobile (1)(抜粋)Sprint Is Said to Resume Early Talks on Merger With T-Mobile (2)

株価を更新し孫氏のコメントを追加します.

Alex Sherman, Scott Moritz

最終更新:8/7(月) 17:01
Bloomberg