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楽天・三木谷社長が語るバルサへの投資、「楽天市場」への想い、店舗へのメッセージとは?

8/8(火) 7:01配信

ネットショップ担当者フォーラム

楽天が2017年下期の戦略を披露する「楽天EXPO2017」。三木谷浩史社長が「ブランド」を中心テーマに講演、「楽天市場」が重要視する「BRAND(ブランド)」「MEMBERSHIP(メンバーシップ)」「DATA(データ)」の3ポイントを解説した。

三木谷社長が4万5000店を超える「楽天市場」出店者に届けたメッセージとは。講演内容を抜粋して紹介する。

 

「楽天市場」が重要視する3つのポイント

楽天グループの会員は、世界で約11億人。年間取扱高は約1000億ドル(約13兆円)。日本の会員数は約9000万人、楽天市場と楽天トラベルといったマーケットプレイスでの年間取扱高は約3兆円。

楽天がめざす方向性は、出店者である皆さんのために、皆さんのお役に立てるように、グローバルでイノベーションカンパニーとして有り続けること。

そのなかで重要なことは3ポイントある。それは、

・BRAND(ブランド)
・MEMBERSHIP(メンバーシップ)
・DATA(データ)

■ ブランド

名前、ブランド名はそんなに覚えてもらえないものだと思っている。家具を買うならこのお店、家電を買うならこのお店といったような消費行動がある。私たちの役割は、楽天というブランドで、(消費者を)皆さんのブランドへ水先案内することだ。

楽天というブランドをどうやって覚えてもらうのか。それがFCバルセロナとのパートナーシップだった。そのため、今年からブランドロゴを刷新し、アルファベット表記に統一した。

楽天とFCバルセロナが目指している方向性は極めて近いと思っている。たとえば、アマゾンさんはまず、自分たちで売ることを考えている。そして、足りない部分を店舗さんが補う形でやっている。楽天はそうではなく、まず店舗の皆さんに盛り上がってもらうやり方。

皆さん1人ひとりが、(FCバルセロナのスター選手である)メッシやネイマール(編注:ネイマール選手は8月、フランスのPSGに移籍することが発表された)であり、イエニスタであるといった発想で事業を運営している。

このFCバルセロナのブランディングは世界的に、もちろん日本でも大きなものになる。

FCバルセロナは、「More than a Club(クラブ以上の存在)」というスローガンの下、地域と共に発展し、世界中から愛される存在となっているサッカーの名門クラブ。メッシ、ネイマール、イエニスタといったイメージが強いが、高い志を持ったチームである。社会貢献活動、バスケットボールなど他のスポーツなども手がける社会団体。ぜひ認識してもらいたい。

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