ここから本文です

新人・阪本一樹、映画主演デビュー…同性愛の難役挑戦

8/8(火) 5:04配信

スポーツ報知

 15年の「第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞に輝いた新人の阪本一樹(いつき、19)が、須賀健太(22)とのダブル主演映画「サイモン&タダタカシ」(18年春公開、小田学監督)で俳優デビューすることが7日、分かった。須賀演じる親友に恋する男子高校生という難役に挑戦。このほど、メディアのインタビューに初めて応じ、所属事務所の先輩の妻夫木聡(36)を目標に掲げた。

【写真】阪本と須賀がW主演する映画「サイモン―」

 キリッとした八重歯が印象的な阪本は、物静かな口調ながら、俳優への熱い思いを語った。

 映画初出演で、まさかの主役に抜てきされ「本当にビックリした」。工業高校3年のサイモン(阪本)と親友のタダタカシ(須賀)の淡い恋物語。デビュー作でいきなり男友達を好きになる設定に、「ぶっとんだ役だなと思った。相手が男と意識しすぎず、須賀さんを昔好きだった女の子に見立てて演じた」と笑う。

 演技経験はゼロ。数回のレッスンを経て、5~6月に初の撮影に臨んだ。「何もかもゼロからのスタートだった」と独特の空気に苦戦しながら、自身と似た内気な青年を熱演した。「不安と緊張で、出来は60点」と謙遜しつつ「自分なりに成長できた」と振り返った。

 地元の兵庫ではイチローに憧れる野球少年だった。8歳から始め、左腕投手として活躍。中学3年時には硬式野球の「ヤングリーグ」で全国大会に出場したが、左肘を剥離骨折してしまい、甲子園からプロ入りするという夢を諦めた。失意の中、父親から別の道を見つけるよう助言された阪本は、当時、街で数回スカウトされていたこともあり、芸能界を意識した。

 高校2年の11月に「ジュノン―」で応募1万3948人からフォトジェニック賞(読者投票1位)を受賞した。同コンテストは小池徹平、溝端淳平、菅田将暉ら数多くのイケメン俳優を輩出してきた。フォトジェニック賞の先輩には三浦翔平らがいる。阪本は「ジュノンの肩書だけではなく、阪本一樹として自分を大きく成長させたい」と力を込める。

 今春高校を卒業したのを機に上京。大手芸能事務所・ホリプロに所属し、妻夫木や池松壮亮(27)らに続く演技派として期待されている。「妻夫木さんのように、作品ごとに全く違う、幅のある演技ができる役者になりたい。恋愛もの、殺人犯役にも挑戦したい」。野球では夢に終わった“エース”の座を芸能界で手に入れる。

 ◆阪本 一樹(さかもと・いつき)1998年5月6日、兵庫県生まれ。身長177センチ、血液型A、左投左打。

 ☆家族 両親、妹、祖母

 ☆趣味・特技 落語。「話し方の訓練として聴いてます」。コンテストでは1か月間特訓した韓国棒術を披露

 ☆好きな女性のタイプ 色白でショートカット、笑顔がかわいい人。芸能人では新垣結衣

 ☆自分の性格 内向的でマイペース。謎の自信がある

 ◆サイモン&タダタカシ 男子高校生・サイモンの恋心に気づかない親友のタカシが、高校最後の夏休みに“運命の女”を探すため、サイモンを誘って旅に出る物語。新人映画監督の登竜門とされる14年「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード」のコンペ部門で、革新的な作品に贈られる「ジェムストーン賞」を受賞した小田学監督(37)の長編デビュー作。9月28日に、第39回PFFのクロージング作品として初上映される。)

最終更新:8/8(火) 9:08
スポーツ報知