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【インドネシア】首都港JICTターミナル、労組のスト継続

8/8(火) 11:30配信

NNA

 インドネシアの港湾ターミナル運営会社ジャカルタ・インターナショナル・コンテナ・ターミナル(JICT)は、労働組合が3日から首都タンジュン・プリオク港でストを実施していることを受け、JICTのターミナルを利用する予定だった貨物船を港湾内の他のターミナルに割り振る対応策を続けている。ストは10日までの予定。7日付ジャカルタ・ポストが伝えた。
 JICTのリザ副社長は6日、ニュープリオク・コンテナターミナル・ワン(NPCT1)、MALターミナル、ターミナル3、コジャ・コンテナターミナルの4ターミナルに最大20隻を割り振ると説明。各ターミナルは、荷役区域の拡大などで対応していると述べた。
 副社長は、今回のストによるJICTの損害額を約500万米ドル(約5億5,350万円)と予測。解決に向け、労組との交渉を続ける意向だ。交渉には、北ジャカルタ労働・移住局が仲裁に入っている。
 JICTの労組(SPJICT)は、昨年のボーナス支給額の総計が前年から42.5%減額されたため、要求額の満額の支払いを求めると主張。これに対しブディ財務担当取締役は、昨年のボーナスは労使の合意に基づき、税引き前利益の7.8%相当を支払ったと説明した。
 ■スト参加者に最初の警告通知
 リザ副社長は6日、ストに参加している労働者に最初の警告書を出したことを明らかにした。
 「SP1」と呼ばれる警告書を出したことについて「ストライキはあらゆる分野に悪影響しか与えない」と説明。経営側に職場に戻る意思を表明した労働者には、これまでと同じ職場に復帰させることを認めると語った。
 労働者がSP1の内容を無視した場合、JICTは計3回まで警告を行い、その後、雇用契約の打ち切りを通告できる。

最終更新:8/8(火) 11:30
NNA