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たけしMCでも…フジ「27時間テレビ」が盛り上がらないワケ

8/8(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 来月9日にフジテレビで放送される「FNS27時間テレビ にほんのれきし」。総合司会のビートたけし(70)と進行役の関ジャニ∞の村上信五(35)が制作発表の会見を行ったのだが、何ともしらけたムードが漂っている。それもそのはず、フジのお家芸だったバラエティー色は鳴りを潜め、歴史を扱った教養的な番組になるからだ。

 今年で31回目を迎える同番組に一体、何があったのか。

「フジテレビサイドが、これまでの27時間で数々の伝説をつくってきたたけしなら何とかしてくれるだろうと考えた結果、このような形になってしまった。“キャスティングありき”という今のフジを象徴するような番組作りです。しかも、本当はたけしはこの仕事をやりたくなかった。低迷する今のフジでいい番組が作れるわけがないからです。そこで、たけしサイドは自分が好きな“歴史モノ”を扱うなら、司会を受けてもいい――とムチャクチャな要望を出した。どうせ、フジは受け入れないだろうと思っていたら、あっさりオッケーしてきた。ギャラも破格のようです」(芸能プロ関係者)

■局内もあきらめムード

 これまでの27時間テレビは生放送が主体で、全国の系列局が総力を挙げて制作してきたが、今年は“全社一丸”の雰囲気はまるでなし。放送内容の大半は生放送ではなく、事前に収録した番組を流す予定だ。これで、果たして視聴率が取れるのか。局内にはすでにあきらめムードが漂っているという。

「27時間テレビはもともと、日テレの『24時間テレビ』に“対抗”するような形で始まった番組です。それなのに、収録したものをぶっ続けで放送する意味はあるのか。しかも、収録に時間を取られたため、放送日が9月にずれ込んでしまった。7月や8月にやらないと、日テレに対抗する意味がありませんよ。社員からは『どうせ歴史を扱うなら“院政”を扱ってほしい』という声も漏れています」(フジテレビ関係者)

 たけしが院政の歴史をなぞって、フジの日枝久前会長をブッタ斬るなら、見てみたい気もするが……。