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福留も来季は不透明…阪神ベテランは残り50試合が正念場

8/8(火) 12:01配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 阪神のベテラン勢にとっては、生き残りをかけた2カ月になりそうだ。

 6日のヤクルト戦で3タテを決めた阪神。DeNA、巨人との2位争いが過熱する一方で、来季に向けた選手の“品定め”も最終段階に入る。

 来季も金本監督が続投すれば就任3年目を迎える。1年目から積極的に起用してきた若手の選別はもちろん、ベテランの処遇も編成の俎上に載せられる。阪神OBが言う。

「昨オフは福原(現育成コーチ)が引退を決断した。今季は、投手では1年契約の安藤(39)、岩田(33)に加え、藤川(37)は2年、能見(38)は3年の複数年契約が満了する。野手では14年シーズンから5年契約を結んでいる鳥谷(36)を除いて、福留(40)、西岡(33)はそれぞれ1年契約。ただでさえ金本監督はチームの若返りを進めたいと考えている。今季主将を務める福留でさえ、来季はどうなるかわからない。現役続行か引退か、それとも戦力外か。ベテランたちにとっては残り50試合が正念場だ」

■一軍登板なしの安藤は…?

 ならば今季、二軍では好投を続けているにもかかわらず、一軍登板が一度もない安藤は引退に追い込まれるかもしれない。岩田も7月に入ってようやく一軍登録され、1勝を挙げているが、存在感は薄い。

「かつての守護神・藤川にしても、中継ぎで32試合に登板しているものの、勝ちパターンからは外れている。能見に至っては、6日のヤクルト戦で5回4失点でKOされるなど、今季3勝6敗、防御率3・71と成績は低調だ。2人は功労者だから残留できたとしても、福原や安藤と同様に二軍で塩漬け状態になるケースは十分に考えられる」とは、前出OBだ。

 野手では左アキレス腱断裂から復活を果たした西岡もここまで、14試合で打率・225と苦戦。クビがつながっても年俸9000万円からの大幅減は避けられないだろう。

 むろん、いつまでもベテランに頼っているようでは、チーム再建は進まない。若手が思うように伸びない現状に、金本監督もさぞ頭が痛いのではないか。