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ブルージェイズ青木 古巣アストロズから移籍1号「チームの一員になれた」

8/8(火) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇ア・リーグ ブルージェイズ6-7アストロズ(2017年8月7日 ヒューストン)

 アストロズからブルージェイズにトレードで移籍した青木宣親外野手(35)が6日(日本時間7日)、古巣ア軍戦に「8番・左翼」で移籍後初先発し、7回に移籍後初安打となる3号2ランを放った。7月31日のトレードから6日後、一時勝ち越しの右中間アーチでブ軍の一員になったことを実感した。チームは逆転サヨナラ負けを喫した。

 異様な空気に包まれた。2―3の7回無死一塁で、青木が凱旋アーチ。古巣ファンの祝福の拍手とブーイングが入り交じった。

 「完璧に捉えることができた。今日の本塁打でチームの一員になれたような気もしたし、ここからですね」

 2ボールからの速球を叩き、右中間フェンスを越えるとガッツポーズ。「(相手)選手の顔は見られなかった。気持ちが入っちゃいそうで」。移籍後初安打をド派手に飾った。

 それまでの2打席は連続三振に倒れ、バットが下から出たことを反省。3打席目は左手だけ打撃用手袋を外した。「(前の)2打席があったから、3打席目があった」。左手を素手にして、自分の中の感覚を研ぎすました。

 電撃トレード後の2カード目が古巣ヒューストンでの3連戦。かつての本拠地は敵地となったが、引っ越し前とあって、自宅からマイカーで球場入り。しかし、初戦の4日に途中出場して打席に立つと、スタンディングオベーションを浴びた。「変な感じ。凄くきつかった」。仲間との対戦に複雑だったが、「こういう気持ちでやっていたら絶対にダメ。切り替えるポイントになった」と振り返る。

 ジョン・ギボンズ監督も「あんなにパワーがあるとは思わなかった」と驚く。チームは9回に逆転サヨナラ負けを喫したが、青木の存在感は印象づけた。8日(日本時間9日)からのヤンキース3連戦では初めて本拠地トロントで戦う。田中との対決も注目される。「早く(トロントに)行きたい」。その表情は吹っ切れた様子だった。

 ▼アストロズ・ファイアーズ(今季ア軍と12~13年ブルワーズで青木と同僚)の話 彼の勝ち。最初の2打席は抑えたけど最後に打たれた。パワーがあるし、彼にとって大きな瞬間、大きなヒットになった。

 ◆青木の本塁打内訳 所属した全6球団で記録し通算31本目。18チームを相手に16球場で放っている。アストロズ戦では12年ブルワーズ時代の7月6日に同じミニッツメイド・パークで放って以来。

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