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あわぢびーる、海の音聴き発酵 五色浜、慶野松原で録音 ラベルも一新、販売開始 兵庫

8/8(火) 7:55配信

産経新聞

 淡路島唯一のクラフトビール「あわぢびーる」を製造しているユーアールエー(淡路市大磯)が、淡路島で録音した海や滝の音を聴かせて発酵・熟成させる製法を取り入れてビールをリニューアルし、6日から販売を開始した。ビールに海の音を聴かせる製造法は国内外でも例が少ないとみられ、効果は未知数ながら注目が集まっている。

 淡路島ならではの製造法を考案する中で、『乳牛が音楽を聴くとミルクがよく出る』といった話などをヒントに採用された。島内を代表する美しい砂浜がある慶野松原(南あわじ市松帆慶野)や五色浜(洲本市五色町鳥飼浦)、自然が多く残る鮎屋の滝(同市鮎屋)など5カ所を選び、6月に専門業者が高感度マイクで海中や滝壺から録音。海中では音が遠くまで伝わるため、漁船が通ったりしていないかなど細部にまでこだわったという。そこからさらに自然な音だけを抜き出し、25分の長さに収めた。

 7月中旬から醸造所の酵母発酵タンク室にスピーカーを設置し、24時間態勢で音を流している。ビールの種類にもよるが最長で約40日間、聴き続けるという。担当者は「効果があるかは正直分からないが、生命を育んできた水の音を聴かせることで、酵母に良い影響があるかもしれない。淡路島ならではの音なので、淡路島らしさが出るかも…」と期待する。

 ピルスナーなど全6種類でいずれも税込み540円。うち5種類は若者にも親しんでもらおうとラベルも一新した。6日から淡路インターチェンジに隣接する商業施設「淡路ハイウェイオアシス」(淡路市岩屋)などで販売されている。問い合わせは同社(電)0799・74・3257。

最終更新:8/8(火) 7:55
産経新聞