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【W杯アジア最終予選】ハリルジャパン窮地!欧州組が次々と“飼い殺し”危機

8/8(火) 16:46配信

東スポWeb

 ハリルジャパンの欧州組がまたまた“受難”だ。6大会連続のW杯切符がかかるロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉)に臨む日本代表では、決戦が近づく中で故障者が続出。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)のボヤキも止まらない状況となっている。しかも、欧州組ではケガのない選手たちまでも次々と“飼い殺し”危機に陥っており、代表チームへの影響は必至だ。

 運命のオーストラリア戦まで3週間あまり。ケガ人が相次ぐ状況にハリルホジッチ監督は「私が来日してから最も難しい状況が今だ」と嘆くが、確かにこれほどの窮地はめったにないだろう。故障者ばかりか“健康”な欧州組も厳しい現実に直面しているのだから…。

 FW岡崎慎司(31=レスター)は大舞台での勝負強さに期待がかかるが、3日にイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーからナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョ(20)が加入。高い身体能力で将来を嘱望されるストライカーで、クレイグ・シェークスピア監督(53)が移籍翌日のボルシアMGとの親善試合でいきなり起用するほど期待値は高い。その試合で負傷交代したものの軽傷で済んでおり、今季は開幕戦(11日)から重用される方針だ。「岡崎の評価は高くないし、基本はベンチ要員。今後の状況次第で移籍もあり得るのでは」と公認代理人は指摘。岡崎の出場機会がかなり限られそうだ。

 最終予選の前半戦で4試合連続ゴールを決めて救世主となったFW原口元気(26=ヘルタ、顔写真)はさらに厳しい状況。クラブから契約延長オファーをもらいながら拒否してイングランド移籍を模索したが、有力候補のブライトンへの移籍が暗礁に乗り上げている。ヘルタは原口をすでに構想外とみなしており、同じポジションの選手を次々と獲得。3日にはオーストリア1部ザルツブルクからMFバレンティーノ・ラザロ(21)が加入した。プレシーズンマッチではサイドバックで起用されるなど、もはや原口の居場所はなく、イングランド行きが消滅すれば飼い殺しは確実だ。

 また、去就が流動的なDF長友佑都(30=インテル)には条件の良いオファーが届いていない模様で、移籍が実現するかは微妙な状況。フランス1部ニースから移籍金2000万ユーロ(約26億円)で同じサイドバックのDFダルベルト・エンリケ(23)の獲得交渉が進んでいると現地では報じられており、長友のチーム内での評価は決して高くない。GK川島永嗣(34=メス)も今季は2番手扱いで、5日の開幕戦も出番はなかった。

 試合に出場できなければ当然、体調維持や試合勘などに大きく影響してくる。果たして万全のコンディションで大一番を迎えられる欧州組は何人いるのか…。ハリルホジッチ監督の苦悩はますます深まるばかりだ。

最終更新:8/8(火) 16:46
東スポWeb

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