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特検、サムスントップに懲役12年求刑 朴前大統領へ贈賄、25日判決

8/8(火) 7:55配信

産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告と友人の崔順実(チェ・スンシル)被告への贈賄などの罪に問われたサムスングループ経営トップでサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告(49)の論告求刑公判が7日、ソウル中央地裁で開かれ、事件を捜査した「特別検察官」(特検)は懲役12年を求刑した。25日に判決が言い渡される。

 李被告側からの収賄の罪は、朴被告の起訴内容の核心部分ともなっており、朴被告に対しても厳しい求刑が予想される。サムスンの元役員ら4被告にも懲役7~10年が求刑された。

 特検は「財界の最高権力者と政界の最高権力者」の「政経癒着で憲法の価値を大きく毀損(きそん)した」と指弾。被告らは虚偽の陳述と弁明に終始したと批判した。

 起訴状によると、李被告らは経営権強化のため、政権から便宜を受ける見返りに、崔被告の娘の乗馬支援などとして約束分も含めて計約433億ウォン(約42億円)の賄賂を贈ったとされる。

 李被告側は最終弁論で「崔被告による強要・恐喝の結果だ」と無罪を主張。李被告は涙を流し「全て私のせいだ」と道義的責任を認めながらも、「起訴事実は理解できない」と述べ、最後まで否認を貫いた。

最終更新:8/8(火) 7:55
産経新聞