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オリーブオイル高騰 南欧産原料、雨で不作

8/8(火) 7:55配信

産経新聞

 イタリア料理やスペイン料理に欠かせないオリーブ油の価格が上昇している。地中海沿岸の天候不順で南欧産オリーブの収穫量が減少し、原料価格が高騰しているためだ。既に一部高級ブランドを値上げしている日清オイリオグループがさらに10月から5品目の出荷価格を10%引き上げるほか、J-オイルミルズも値上げを検討している。

 イタリア産オリーブの2016~17年の収穫量は前季比6割減の18万トン、生産量の多いスペイン産も1割減の127万トンと不作。日清オイリオは、「昨年8月以降の多雨などがたたった」と説明する。

 また、高い湿度で害虫のミバエやメイガが多く発生したことから、ギリシャやチュニジアといった地中海沿岸の主要生産国でも収穫量が減少。このため、イタリア産オリーブ油の相場は約70%上昇し、購買が集中したスペイン産も30%前後の高値となっている。

 外食産業でも、原料高から収益への影響が懸念される。ファミリーレストラン「ココス」などを展開する外食大手ゼンショーホールディングスは「今後、コスト増につながる可能性もある」と警戒している。

最終更新:8/8(火) 7:55
産経新聞