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台風5号 長寿記録歴代4位、長寿の秘訣は?

8/8(火) 12:07配信

ウェザーニュース

 7月21日午前9時に発生した台風5号は、8月8日午前9時で発生からちょうど18日が経過し、現在、長寿記録の歴代4位となっています。

 また、8日の午後3時まで存在すれば、歴代3位の長寿記録となります。(台風の寿命:発生から消滅までの期間)

 なぜ、台風5号がこれほど長く存在出来たのか、その要因を幾つか紹介します。

【要因1】行く手を阻む高気圧
 通常、台風は太平洋高気圧の縁の気流に乗って北上しますが、今回は西日本方面に別の高気圧があり、高気圧に取り囲まれて行く手を阻まれてしまいました。このためなかなか北上できず、日本の南海上を迷走し、長寿への一歩を踏み出しました。


【要因2】台風にかき混ぜられても暖かい海水温をキープ
 台風が発達もしくは勢力を維持するためには、通過海域の海水温が26~27℃以上である必要があります。

 台風は通過、海域の海水を上下にかき混ぜながら進むため、台風通過に伴い海水温が下がって衰弱することがありますが、今回は海水が台風の風でかき混ぜられても台風の勢力を維持できる海水温をキープしたため、衰弱することなくゆっくり日本に接近してきました。


【要因3】台風5号、偏西風に乗ることできず・・・
 台風は偏西風と呼ばれる強い西風に乗ると一気にスピードアップしますが、今回の台風5号は日本付近にやってきても偏西風に乗れませんでした。そのため西日本の南海上をノロノロと進み、寿命をさらに延ばしました。


 上陸後も台風の動きは遅く、このあとも強い雨が長時間続くところがあります。また、台風の中心から離れたところでも強い雨が降る恐れがあるため、最新の情報をこまめに確認するようにして下さい。

ウェザーニュース