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岐阜大病院、「光線力学療法」が可能に

8/8(火) 8:41配信

岐阜新聞Web

 岐阜大病院(岐阜市柳戸)は7日、脳腫瘍と食道がんの治療に、「光線力学療法」と呼ばれる治療を行う態勢を整備した、と発表した。約2千万円を投資し、手術で使う特殊なレーザー機器2台を県内で初めて導入した。
 同療法は、光に感応する物質を静脈に投与した後、患部に特殊なレーザー光を照射することで腫瘍などを壊死(えし)させる治療法。投与した物質が、光に反応して活性酸素の一種を生成する反応を利用する。脳腫瘍では再発リスクを低減し、食道がんでは根治が期待できるという。
 脳腫瘍に対応した機器は、昨年6月の設置時は東海地域で初めての導入だった。今年7月に導入した食道がんに対応した機器は、名古屋市立大病院に次ぎ東海地域で2件目。現在、県内外の他病院で両疾病を治療中の人でも、条件によっては岐阜大病院で光線力学療法を受けることができるという。
 小倉真治病院長は「高度急性期病院として、患者さんの『最後のとりで』となる使命を果たしたい」と述べた。

岐阜新聞社