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台風5号 オクラに擦れ 収穫間近…無残 宮崎県串間市

2017/8/8(火) 7:00配信

日本農業新聞

 日本に接近した台風5号は、九州、四国など広範囲に被害をもたらした。宮崎県串間市では、JAはまゆう管内のオクラに被害が出た。収穫間近だった7ヘクタールのほぼ全域で、暴風で実の表面が傷つく「擦れ果」が発生。被害の大きい「擦れ果」は廃棄するしかなく、2、3日間は出荷ができない見通し。

 JA露地野菜部会オクラ専門部の原田俊一部長の12アールの畑には、10センチを超えるオクラが実っていたが、擦れて出荷できない状態。倒伏もあった。7日は、半日かけて木を起こす作業に追われた。原田部長は「少しでも無事な果実が多いことを祈るしかない」とこぼす。

 JA営農指導課によると、収穫まで数日の小さい果実も被害を受けており、2、3日は出荷を再開できないという。被災前は日量2トンの出荷量が回復するのは早くても1週間後となりそうだ。被害額は400万円に達する見込み。

 高知県は7日、第3回県災害対策本部会議を県庁で開き、被害や対応状況を協議した。農業被害は7日午後3時時点で、香南市、香美市でビニールハウスの被覆フィルムが破損した他、四万十市などで水稲が倒伏。宿毛市、土佐清水市でオクラの擦れなどを確認した。

日本農業新聞

最終更新:2017/8/8(火) 7:00
日本農業新聞