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「やっと帰れる」 海空の便再開 台風通過後の奄美

8/8(火) 13:00配信

南海日日新聞

 台風5号の接近、通過に伴って欠航が続いた鹿児島県奄美地方は交通網も徐々に回復している。7日の海の便は沖縄からの定期航路が最長で5日ぶりに再開。接岸先では、入港を待ちわびた住民や観光客らが安堵(あんど)の表情を浮かべながら乗り込んだ。空の便は遅延が相次いだものの鹿児島や関西など一部を除き、ほぼ平常運航に戻った。

 与論島には3日から那覇港に避泊していたマルエーフェリーの「フェリーあけぼの」が各島経由の上り便として茶花港に接岸した。

 宮崎交通主催ツアー「与論島探検隊ちびっこ一人旅」の小学生25人は2日に船で与論入り。5日帰路に就く予定だったが2日延泊し、5日ぶりに寄港した上りフェリーに乗り込んだ。

 添乗員によると、長く続く人気ツアーでリピーターの子どもも多い。「子どもたちは開き直って与論滞在を満喫していた様子。もう1泊したいという子もいた」

 一方、4日に鹿児島市に帰る予定だったという家族5人は少々疲れた様子。30代の父は「鹿児島行きの飛行機は10日まで満席。5人で沖縄経由となると予算オーバー。台風一つでこうなる。大変です」と話した。

 続く沖永良部島にも予定通り到着し、和泊港は下船、乗船客でごった返した。

 1日から来島していた宮崎県三股町の小学6年生30人は当初予定より1日長く滞在。台風が最も接近した5日は和泊町研修センターで過ごしたという。

 男子児童(11)は「沖永良部島での体験は楽しかったが、やっと帰られるのでほっとしている」と語った。

 大和村から出張していた藤村俊文さん(58)も「1泊2日の予定が4泊に延びた。土日の休日がつぶれたが、なんとかきょう帰ることができてよかった」と安堵の表情を浮かべた。

奄美の南海日日新聞

最終更新:8/8(火) 13:00
南海日日新聞