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スズキ 新型SX4 S-CROSS試乗&解説|逆輸入のコンパクトSUVは日本市場で戦えるのか?

8/8(火) 11:52配信

オートックワン

■スズキのクロスオーバーSUV、SX4 S-CROSSがマイナーチェンジ

マイナーチェンジや一部改良を行うと、機能や装備の充実と併せてフロントマスクに変更を加えることが多い。クルマの売れ行きが伸びていた時代は、マイナーチェンジしたことを示す目的で変更を施すことも多かったが、今はそれで注目度が高まることはない。新鮮味よりも洗練度に重点が置かれ、バンパーの形状を補正して視覚的な安定感を強めるような変更が増えた。

スズキ 新型SX4 S-CROSS試乗&解説|逆輸入のコンパクトSUVは日本市場で戦えるのか?

ところが2017年6月15日に発表(発売は7月6日)されたスズキSX4 S-クロスの一部改良では、フロントマスクを大幅に変えている。

■新型スズキ SX4 S-CROSSの外装デザインがB○W風に大幅変更!?

新型SX4 S-クロスの外観を見ると、フロントグリルが拡大されてフルメッキ化され、縦状のスリットが入る。豪華で存在感の強い表情に一変した。BMW風でもあり、読者諸兄が街中で新型SX4 S-クロスを見かけた時は、視線が真っ先にグリルへ向かうだろう。

ヘッドランプは以前はディスチャージだったが、改良後はLEDに変わってランプの形状も変更された。ボンネットも同様だ。豪華さや存在感と併せてボディをワイドに見せる効果があり、実際の全幅も改良前に比べると20mm広がって1785mmとなった。

ちなみに改良前のSX4 S-クロスの外観は全体的にシンプルで、グリルの形状は左右方向にスリットが入る一般的な形状だった。色彩もブラックで、一部にメッキを使うもののスポーティな雰囲気を感じさせた。

そこで実車を改めて眺めると、ボディサイドは改良前と同じくシンプルな形状だから、フロントマスクだけが妙に重く感じる。顔立ちを大幅に変えると、ボディ全体の造形バランスが崩れるのは避けられないようだ。

現行SX4 S-クロスは、2015年2月に発売された。日本仕様の生産はハンガリーにある「マジャールスズキ」が行うスズキ製の輸入車だ。主に欧州向けに開発されたが、今では中国でも生産と販売を行う。今回の変更は、分かりやすい豪華さを求める中国市場を意識したものでもあるだろう。

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最終更新:8/9(水) 14:43
オートックワン