ここから本文です

収入が大幅ダウン。生活が厳しいときは、保険を見直したほうがいい?

8/8(火) 17:20配信

ファイナンシャルフィールド

転職をすると、お給料が前職よりも下がってしまうことが少なくありません。

これまでのお給料収入を前提に家計をやりくりしていると、たちまち苦しくなってしまうことも。

そんなときには、保険をカットしてもいいのでしょうか?

保険は高い買い物?

保険料を毎月支払う生命保険や医療保険は、月々の負担はさほど大きくないものの、積み重なると大きな支出になります。

(公財)生命保険文化センター「平成27年度生命保険に関する全国実態調査」によると、保険に加入している人がつけている、病気などで入院した時の給付金日額は、男性の平均で10,800円、万が一亡くなったときの死亡保険金は平均1,793万円です。

仮に、給付金日額1万円の医療保険と、死亡保険金1800万円の定期保険に加入した場合、30歳男性の場合、月々の支払額はおおよそ1万円になります(詳細条件により前後します)。

毎月の負担は1万円でも、年間で12万円、10年間なら120万円になります。特に収入が下がっている時期には家計に重い負担になります。

保険は意外に大きなお買い物であることがわかりますね。

月に2千円でもカットできれば大きな節約効果

ただ、同じような内容の保険でも、特約のつけ方や諸条件を変えたり、保険会社を変えたりすることで、月々の保険料は変わることがあります。

仮に保険料を月2千円分カットできたら、年間で2万4千円、10年間なら24万円になります。月々で考えるとわずかな差ですが、長期間にわたると大きな金額になります。

もし、契約はしたもののほとんど見直していない、入ったきり全く使っていない保険があれば、見直しを検討しても良いかもしれません。

転職直後の病気、けがのリスクも要注意

ただし、安くすることばかりを考えて、リスクに目を向けないのは危険です。転職後間もないと、有給休暇がまだ付与されておらず、仕事を休むと欠勤扱いになりお給料がカットされてしまいます。

慣れない仕事の負担がストレスになり、体調を崩すなんてこともありますから、そんなときに保険で十分にカバーできなければ本末転倒です。

また、一度病気やケガをすると、その後に新しい保険に入りたいと思っても、通常の条件で加入するのは難しくなってしまいます。

本当に必要な時に困らないよう、保険を見直すときには、いざというときに活用できるかどうかという視点を忘れずにチェックすることが大切です。


加藤 梨里 (かとう りり)
CFP(R)認定者
マネーステップオフィス株式会社代表取締役

ファイナンシャルフィールド編集部