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“未来の石巻”を提言 小中学生、フォーラムで熱く夢語る

8/8(火) 15:35配信

石巻かほく メディア猫の目

 「夢を語ろう!未来のために」をテーマに、子どもの未来づくりフォーラム(石巻市教委、市子どもの未来づくり事業推進委員会主催)が5日、石巻市桃生公民館で開かれ、小中学生たちは石巻の将来像を懸命に探った。

 提言では東日本大震災の経験を踏まえ、「災害に強いまちづくり」を訴えたほか、市の発展に欠かせない「にぎわいの創出」を唱え積極的に地域活性化を進める必要性を打ち出した。

 フォーラムには、市内の児童生徒17人ずつ計34人が参加。調整、進行役を市桜坂高の生徒が務め、小、中学別に6グループに分かれて討議した。

 将来あるべき石巻の姿について各グループで自由に意見を出し合い、「インフラ整備による完全復興」(北上中1年阿部晴菜さん)、「津波にも負けないまち」(中津山一小6年佐藤和奏(わかな)さん)など災害対策を望む意見が目立ち、発生から7年目の今も残る震災の影響をうかがわせた。

 人口減少などによる地域衰退も大きな課題だ。児童生徒からは「多目的観光施設を整備して観光客を呼び込み、活気を取り戻す」「市民が支え合えば、住みよいまちになり移住者も増える」「有名人を育てることで、石巻を全国にアピールできる」といった意見もあった。

 いじめをなくす社会の必要性を訴える一方、空き地や空き家を活用することは地域の安全、活性化のためにも有効との声もあり、若い世代の視点で市の未来を真剣に考えていた。

 フォーラムでは名物の石巻焼きそばの歴史も学んだほか、石巻復興きずな新聞舎代表の岩元暁子さんが「ボランティアは誰のため? 地域の課題を自分事へ」と題して講演した。