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【本当に勉強できない?】勉強ができない子どもに共通する3つのケース

8/8(火) 14:00配信

ベネッセ 教育情報サイト

「うちの子は勉強ができなくて…」という声を聞くことがあります。勉強ができないというのは、何かが「わからない」状態になり、そこで立ち止まったため勉強ができない、という状態になってしまっていることがあります。
そこで今回は、「勉強ができない」状態になってしまっているお子さまにありがちな3つのケースについてご紹介します。

勉強の面白さが「わからない」

多くの場合に当てはまるのがこのケースではないでしょうか。勉強が「できない」のではなく、勉強の面白さがわからずに勉強を「しない」という状態になってしまっている場合です。

たとえば鉄道についてはすごく詳しい、昆虫についての知識はたくさんある、でも学校の勉強だけはできない、なんていう時にあてはまるのがこのパターンで、好きなこと、興味があることについて知識を身につけられるのであれば、学校の勉強だってできるという場合が多いです。

その場合は、いかに学校の勉強に関わることに興味を持たせるか、というのがポイントになります。
たとえば映画を一緒に見た後で、その原作の本を読んで、国語に興味を持つとか、日本の歴史について物語として楽しんで、社会に興味を持つとか、そういったいわゆる「勉強」から少し距離を取った形で、まずは「興味」をもつことができると、いつしか学校の勉強もできるようになっているかもしれません。

概念がわからないから「わからない」

ジブリ映画「おもひでぽろぽろ」にこんな1シーンがあります。

主人公の女の子は子どもの頃、親や姉からも心配されるほど、算数が苦手な子どもでした。特に分数の割り算が苦手で、テストでもひどい点数を取ってしまいます。
それはなぜかというと、彼女にはどうしても「分数の割り算」という概念が理解できなかったのです。
たとえば1/3÷2/5という計算があったとして、なぜ「割る」なのに「増える」のか、という概念がどうしても理解できなかったのです。
「リンゴが1個あったとして…」といった例を出せるうちはよいのですが、そういうたとえが難しくなってきた際、「分数の割り算は分子と分母を逆にするもの」と理解できればいいのですが、そういった割り切りが苦手な子どもも中にはいるのです。

そういう子どもが「勉強ができない」かといえば、決してそんなことはありません。むしろみんながやり過ごしていることにも疑問を抱いているのです。他の子どもにはない賢さをもっているのかもしれません。

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