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秋田竿燈まつり、来年5月に武雄で披露 明治維新150年企画 佐賀

8/8(火) 10:01配信

佐賀新聞

新市庁舎完成に併せ招へい

 東北三大祭りの一つで国重要無形民俗文化財の「秋田竿燈(かんとう)まつり」の妙技が来年5月、武雄市で披露されることになった。戊辰戦争(1868年)が縁で交流がある秋田市に、明治維新150年の企画として要請していた。

 新市庁舎完成と併せた武雄市の企画で、庁舎の使用が始まる5月に招へいすることにした。招へいは1993年以来2度目で、その時は武雄町の温泉通りで3個の竿燈が夜の闇に揺れた。今回も竿燈3個、25人程度の来訪が予定されているが、詳細はこれから詰める。

 竿燈まつりは毎年8月、秋田市で行われる。十字に組んだ竹に24~46個の提灯(ちょうちん)を下げた竿燈を、手や額、肩や腰に載せて妙技を競う。豊作を祈る祭で、稲穂を表しているとされる竿燈が夜闇に250個以上並んで揺れ、観衆を魅了する。

 戊辰戦争では、秋田藩の援軍として出征した佐賀藩士の中に武雄の兵士約千人が含まれ、14人が亡くなった。秋田に墓が残っていたことで1986年から慰霊の交流が始まった。初回の招へいも戊辰戦争125年の記念行事だった。

 小松政市長は今月4日、竿燈まつりに合わせて秋田市を訪ね、穂積志(もとむ)市長から快諾を得た。「歴史のある交流をさらに深めるきっかけにしたい」と話した。

最終更新:8/8(火) 10:01
佐賀新聞