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クラッチロー「マルケスが2周目にピットに入るのは、”わかっていたことだった”」/チェコGP

8/8(火) 17:07配信

motorsport.com 日本版

 LCRホンダのカル・クラッチローは、レプソル・ホンダのマルク・マルケスがチェコGPのレース2周目にピットインを行うことをわかっていたと語った。

【写真】予選時のマルケス(左)とクラッチロー(右)

 チェコGPの決勝レースは、スタート前にウエット宣言がなされるも、急速に路面が乾いていく状況で行われた。その中でマルケスは、2周目を終えたところでピットインし、その判断が功を奏して今シーズン3勝目を挙げた。

 全車がピットストップを終えた時には、マルケスはすでに20秒近いリードを保っており、そのまま2位に大差をつけてフィニッシュした。

 マルケスが複雑なコンディションのレースを支配したのはこれが初めてのことではない。2016年のザクセンリンクでも、マルケスは完璧なタイミングでピットインを行って優勝している。

 クラッチローは、マルケスがピットに入るまでの間にポジションを落としていたので、彼がピットに入るだろうということはわかっていたと話した。

「彼がピットに入るとわかっていた。絶対にそうすると思った。なぜなら彼は、(追い抜かれる際に)決して抵抗しなかったんだ。そこで抵抗しないというのは、マルクの性格じゃない」

「だからわかっていたんだ。彼がピットに入るだろうなと思っていたし、そのあとは『ああ、やっぱりね。僕もピットに入るべきだ』と感じたよ」

「最終コーナーを走っている時にピットを見たら、(マルケスが)ピットに入るのが見えたけど、”やられたな”と思ったね。彼はまた僕たちの裏をかいたんだ。昨年のザクセンリンクと同じようにね」

ペドロサが勝つと思っていた

 クラッチローは自身の戦略について、彼はダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)がレースで勝つと考えていたので、ペドロサについていこうとしていたと語った。

「僕はダニの後ろを追っていたんだ」

「彼について行っていれば、僕たちが1位と2位だったかもしれない。でも正直なところ、今日はダニが勝つと思っていたから、彼がやったことを僕もやったんだ」

 クラッチローはペドロサと同じタイミングでピットインし、表彰台を争っているかに思われた。彼は2番手を狙おうとしていたものの、ダニーロ・ペトルッチ(プラマック)の後ろで足踏みし、その後はマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とチームメイトのバレンティーノ・ロッシにも抜かれ、5位でレースを終えた。

「僕たちがコースへ戻った時、彼(ペドロサ)は僕よりも速くて、他の人たちをパスして自分の仕事をしていた。それが問題だった」

「誤解しないでほしいのは、彼は表彰台に乗れるだけの仕事をしたということだ。彼にはペトルッチをパスできるちょっとしたスピードがあったけど、僕は彼を抜くのに10周必要だった」

「表彰台を獲得するのが目標だったので、それができなくてがっかりしている。このレース状況を考えればよくやったとも思えるけど、ペトルッチを追い抜くのに時間がかかり過ぎてしまった」

David Gruz