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遺族「元気な姿思い浮かぶ」 銚子ボート海難一周忌で追悼

8/8(火) 9:52配信

千葉日報オンライン

 千葉県銚子市の沖合で4人が乗ったプレジャーボートが消息を絶ち、全員の死亡が確認された事故は7日、発生から1年を迎えた。同市高田町の「地蔵院」(五頭俊陽住職)で同日、一周忌の追悼法要が行われた。

 法要は銚子マリンスポーツ促進協議会、銚子マリーナと同マリーナのオーナーズクラブが主催。遺族や関係者ら約20人が出席した。出席者は黙とうをささげた後、五頭住職の読経に合わせて合掌し、焼香を行い4人を追悼した。

 同協議会の岩井文男会長は「海難事故の痛ましさを深く感じている。これからも事故防止の役割を担っていかなければならない」などとあいさつした。

 法要には、亡くなった乗組員の山口敏雄さん=当時(38)、銚子市=の両親も出席。父親の義治さん(70)は「皆さんに法要をしていただき大変ありがたく思う」と話し、法要について「息子の元気な姿が思い浮かんだ。突然なものでしたから」と声を詰まらせた。

 4人は昨年8月、同協議会など2団体が主催、同マリーナが事務局となったカジキ釣りの大会「千葉ビルフィッシュトーナメント銚子」に参加。同月7日午前7時、「コンチネンタル」(重さ19トン、長さ12・29メートル)で同マリーナを出発したが、同日午後3時10分に「銚子マリーナから南東5マイル(約8キロ)を航行中」と無線連絡があったのを最後に消息を絶った。連日の捜索により4人は海岸や海上で見つかったが、いずれも死亡が確認された。