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【ブラジル】国内新車、3カ月連続で前年比増 今年後半の予想「前向き」を維持

8/8(火) 3:29配信

サンパウロ新聞

 2017年7月のブラジル国内の新車販売台数は、前の月に対しては落ち込んだものの、昨年7月を上回った。全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が1日発表したデータによると、今年7月の販売台数(登録ベース)は乗用車と軽商用車、トラック、バスの合計で18万4838台。前月比5.19%減、前年同月比1.90%増だった。新車の販売台数が前年同月に対して伸びたのはこれで3カ月連続で、今年に入ってからは4度目。

 年初来累計の販売台数は16年1~7月を3.38%上回る120万4222台。昨年同時期に対してプラスを維持しているが、伸び率は6月末時点よりも小さくなった。6月末時点では昨年同時期を3.65%上回っていた。

 2日付の伯字紙によると、自販連のアラリコ・アスンソン・ジュニオル会長は前の月に対する落ち込みについて、「現在の政治状況の不確実性」を含む諸々の要因から、前もって予想されていたことだとしている。また、「より多くの信用供与と信頼感指数の改善」を根拠として、自販連は今年下半期(7~12月)の新車の売れ行きについての「ポジティブな見通し」をこれまで通り維持するとしている。

 なお、乗用車・軽商用車の今年7月の1営業日当たりの販売台数は8516台と前の月(9011台)に対して6%落ち込み、今年4月以降で最も少ないものだった。

 自販連は17年の年間販売台数を、乗用車と軽商用車については前年比4.3%増の207万台、そしてトラックとバスについては同10.2%減の5万7400台と見込んでいる。

◆トヨタがシェア5位に浮上

 今年7月の販売台数が最も多かった車種は前月と同じく、乗用車はゼネラル・モーターズのオニキス(GM ONIX)、軽商用車はフィアットのトロ(FIAT TORO)だった。それぞれの販売台数は、オニキスは前年同月比31.4%増、前月比2.1%増の1万5234台、同様にトロは16.6%増、9.9%減の5028台。日本のメーカーの中では相変わらずトヨタ自動車のカローラとハイラックスが最多だった。カローラの販売台数は前年同月比5.6%増、前月比9.0%増の6250台、同様にハイラックスは15.3%増、8.2%増の3065台だった。

 乗用車と軽商用車を合算した今年7月のメーカー別シェア上位5社はGM(18.73%)、フィアット(13.82%)、フォルクスワーゲン(VW、12.72%)、現代自動車(HYUNDAI、9.59%)、トヨタ(9.38%)。6月にシェア5位だったフォード(FORD)が6位に落ち、6位だったトヨタがシェアを伸ばして順位を一つ上げた。ホンダ(5.54%)は8位、日産自動車(2.80%)は10位。ホンダと日産自の順位はいずれも前の月と変わらなかったが、シェアはどちらも縮小した。

サンパウロ新聞