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初代「ゴジラ」俳優、中島春雄さん死去

8/8(火) 18:00配信

BBC News

愛されると同時に恐れられる怪獣「ゴジラ」に初めて命を吹き込んだ俳優、中島春雄さんが7日、肺炎のため亡くなった。88歳だった。映画の「ゴジラ」シリーズを製作してきた東宝が発表した。

1954年の第一作映画「ゴジラ」を皮切りに、12作でゴジラのスーツを身にした中島さんは、今年に入ってのインタビューで、初代ゴジラの着ぐるみはコンクリートを使ったもので、重さが100キロもあったと話していた。また東京の上野動物園に通い、動物の動きを観察して参考にしたのだという。

中島さんは東宝に入社後、時代劇映画や戦争映画にスタントマンとして出演を重ね、黒沢明監督の「七人の侍」(1954年)にも出演した。同年には本多猪四郎監督の「ゴジラ」で、水爆実験の影響を受けた巨大生物「ゴジラ」を演じた。

それ以降、シリーズ化された映画で中島さんはゴジラを演じ続けたほか、ラドン、モスラ、キングコングなども演じた。

ゴジラのスーツを最後にまとったのは、1972年の「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」でだった。

「ゴジラ」は今や怪獣映画の古典的傑作とされ、日本だけでなくハリウッドでも繰り返しリメイクされている。最近の映画では、ゴジラを表現するのに着ぐるみよりもコンピューター・グラフィックを使うことが多い。

東宝は昨年夏にも、「シン・ゴジラ」という最新作を公開した。

(英語記事 Original Godzilla suit actor Haruo Nakajima dies)

(c) BBC News

最終更新:8/9(水) 11:36
BBC News