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年初から400%上昇した中国不動産株、一転下落-引き締め懸念じわり

8/8(火) 9:29配信

Bloomberg

いつか終わらなければならなかった。年初から7月下旬にかけて株価が400%近く上昇した中国恒大集団の株価がここへきて下落傾向にある。中国の不動産開発株は総じて前例のないほどの値上がりを示し、中国恒大はその中心的存在だった。

中国恒大はMSCIオールカントリー世界指数の構成銘柄の中で7月27日までの1年間の株価上昇率が首位だった。しかし同日に上場来高値を更新した後は22%下げ、現在は下落率で上位に入る。住宅価格抑制のために中国指導部が進める引き締め策の影響で7-12月(下期)の販売が打撃を受けるとの見方から、これまで上昇が目立っていた他の不動産株と同様、この1週間下げ基調だ。

同業の融創中国は先月27日以降に11%下落、碧桂園(カントリー・ガーデン)は同期間に5.8%下げた。中国不動産への需要が非常に強い中でこれまで大きく買い上げられてきたことから、こうした下落はごくわずかにすぎない。融創中国はこの1年で237%、碧桂園は約200%それぞれ上昇した。

Rhb・Oskセキュリティーズ香港の何志忠アナリストはインタビューで、「引き締め策への懸念が不動産開発セクターの全般的なセンチメントを損ないつつある」と指摘。高水準の債務を抱える不動産開発企業の株を投資家が売っていることもあって「碧桂園や中国恒大などが下げの中心になっている」と述べた。

原題:China Developers Sink as World’s Biggest Stock Rally Loses Steam(抜粋)

Jeanny Yu, Emma Dai, Amanda Wang

最終更新:8/8(火) 9:29
Bloomberg